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かていようご

Author:かていようご
(社)家庭養護促進協会 大阪事務所のワーカー日記です。


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2012/10/01からの訪問者


4月のワーカー日記でもがみがみとぺたぺたが触れていましたが
4月末には総会案内の発送作業でてんてこ舞いでした。
総会案内には会費請求の郵便振替用紙を同封しているため、
発送が終わったらすぐに、会費を振り込んでいただいた方の確認と
領収書を書く作業が始まります。
郵便振替用紙のコピーが入っている封筒は、この時期は分厚いものになっていて
多くの人に支えていただいているのを、その重さで実感します。

一人ずつの会員台帳を確認し、今年度の振り込みを記入していきます。
私が生きてきた年数よりも長い期間
会員として毎年会費を納入してくださっている方もいて
長い間支えてくださる気持ちをしっかりと受け止め
日々の活動をしていかないといけないな、と背筋の伸びる思いです。
また、今年度から新たに入会していただいた方は
末永いお付き合いになればいいな…と願っています。

協会の活動資金の半分近くは会費や寄付で賄われています。
頂いた大切なお金を無駄にしないよう、日々節約を心掛けています。

ごみ袋は飴売りの時に飴が入っていた袋を再利用する、とか
切手は郵便局で買うのではなく、チケット屋さんで値引きされている切手を使う、とか
節約精神はなかなかのものだと思っています。

はがきタイプの領収書を使っているので
切手代が62円に上がる6月までにどんどん出せるように
領収書書きにいそしもうと思います。
とはいえ、日々の業務の合間を見つけての作業になるので、
お待ちいただくかもしれませんが、どうぞご理解ください。
今年のゴールデンウィークは土日が休みならば5連休、長い人は9連休だったようです。
みなさんはいかがお過ごしだったでしょうか。

関係づくりのための施設実習中の里親さんは、
この休みを利用して外出や外泊をされていました。

5歳のAちゃんと里親さんの関係づくりは、4月後半に始まったばかり。
互いにまだ緊張したり、気を遣ったりしている時期です。
遊んでいてもAちゃんが、次はこれをやって、あれをやってと気配りしているようなので
先生の配慮で、ゴールデンウィーク中に、思い切っておでかけを試みたようです。
「映画なら2人ともぼーっと観れるのでは」ということで、
お母さんと2人で、「クレヨンしんちゃん」の映画をみることに。

慣れない土地で、混雑もあり、お母さんが道に迷いそうになるのを、
Aちゃんが「こっちじゃないよ」とリードしてくれて、無事到着。
映画を観て帰ってくるだけで精一杯だった、とのことですが、2人とも楽しめた様子です。
その後、2人で過ごす時間が増えて、少しずつ距離を縮めています。

やんちゃになったり、わがままが出たり、いろんな顔を見せることは、
まだまだこれからではありますが
抱っこやおんぶは随分要求するようになっています。
なんでもまずは自分でやりたがるところにも、穏やかに付き合ってくださっています。

親子の関係づくりも今はまだスタート地点で、手探りなこともたくさんありますが、
1年後のゴールデンウィークには、余裕をもって親子3人過ごせているはず。
これからが楽しみです。


先日、がみがみが書いていましたが、4月最終週の協会事務所は町工場状態でした。
協会は公益社団法人なので、法人業務もけっこうあり、
事務と経理を担当する非常勤職員さんも来てもらっているのですが、
職員もかなりの量の事務を担っています。

毎年この時期は総会案内と会費請求の発送で追われています。
発送作業をしながらも面接やケースにまつわる外出、会議等々
日常業務も当然入ってくるので、あいている人が作業をするスタンスです。
たまたま、新人のうごうごと私にあまり予定が入っていなかったので、
連日発送作業をしていました。
会費に関してはかなり細かい分類があり、その分類ごとに入れる書類が異なっているため
かなり注意しながら作業をします。
単純作業をしているのに、ミスは許されないピリピリした空気もあって、
新人のうごうごにとってはしんどかったことと思います。
年に1回の作業なので、つかめるまではどうしても時間がかかります。
あと2,3回経験すれば、うごうごも自信を持って作業ができるでしょう。

そんな中、今週は担当した養親さんから近況報告等の連絡が2軒ありました。
子どもは既に中学生になっていて、このところはご無沙汰しているご家庭です。
健やかに今を満喫している子どもたちの様子を聞き、
発送作業でフラフラになっていた中、パワーをもらいました。
こういう一時は本当に嬉しいものです。

そしてなんとか、無事に約2000通の郵便物が木曜日に発送でき、
連休に入る前に発送をするという目標を達成できました。
私たちもホッとしてゴールデンウィークが迎えられます。

早ければ金曜日、土曜日に郵便物が到着していると思います。
会員の皆様、協会を支えてくださる皆様、ご確認をよろしくお願いします。



2カ月ほど前から小学2年生のAくんと出会いがあった週末里親さん。
はじめは「夫婦の間に子どもがいないので、楽しみもありますが、
どう関わっていいのか不安もあります」とおっしゃっていました。

初回の面会には週末里親さんだけでなく、施設職員や協会職員も加わるため、
大勢の大人に囲まれ注目される、子どもにとっては非日常の空間です。
Aくんも緊張し、週末里親さんと目を合わせることもできませんでした。
それでも「また来るね」と言った週末里親さんに対して、しっかり頷いていました。

2度目に会った時にはAくんのリクエストでゲームセンターへ。
移動中に緊張がほぐれてきたようで、たくさんおしゃべりできたとのこと。
大人二人の生活では関わることのなかった場所に行き、
「旦那も夢中になっていました」と里母さん。

そして先日、初めての外泊をしました。
普段里母さんが使っているベッドで寝たいと言ったため
ベッドをAくんに明け渡し、里母さんはその下に布団を敷いて寝ました。
そして夜中、ふと目の覚めた里母さんが隣を見るとAくんが。
Aくんはベッドから落ちたことも気づかず、ぐっすりと眠っていたようです。
里母さんはこっそりといつもの場所に戻りました。

朝ごはんに昨日の夕食の残り物を出したら手を付けず
「昨日は食べていたのに、なんでかなー」と不思議に思っていたそうです。
施設では食中毒防止のため、調理してから食べるまでの時間が決められており
残ったご飯を翌日に回すということはありません。
そのため施設で生活している子どもは残り物を食べるという経験がなく、
時間が経ったご飯は躊躇なく捨ててしまう…ということもあるのです。
もしかしたらAくんも、残り物を食べたことがなかったため不安だったのかもしれません。
「次からは食べても大丈夫だよってやんわりと伝えますね」と里母さんは言っていました。

これまでの生活が違うため、初めのうちはお互いに驚くこともあると思いますが
少しずつ回数を重ね、関係を深めていくうちに
Aくんも「家ってこんな感じなんだ」と実感し
週末里親さん宅でリラックスして過ごしてもらえれば、と思います。
春休みを利用して、A君が以前暮らしていた大阪の乳児院に顔を出すから、
ということで養母のBさんから連絡をいただいた。
せっかくなので、合流させていただくことにし、私も乳児院にお邪魔させていただいた。

数年ぶりに会うA君は、この春から小学1年生になる。
大人同士が実習の頃のことや、乳児院時代のA君の様子の話に盛り上がっていると、
以前のことを覚えているのかいないのか、あまり聞いていない様子でマイペースに
遊んでいたのにも、随分お兄ちゃんになったなあと感じられた。
子育てが始まった当初、いっぱいいっぱいに見えたお母さんも
すっかり余裕の様子で、穏やかにかかわっておられた。
残念ながらお父さんは来られていなかったが、3人で築いてきた
親子関係を十分に感じることができた。

母と子の写真を撮らせてもらうと、自然とA君はBさんにもたれ、甘える様子であり
その自然な甘えぶりに、「ああ、いいなー」と一人ほくそ笑んでいたのだった。

どんなに焦ってもできるものではない、時間が経過する中で
じわじわと築かれるものもあるなあと、A君とBさんに久々に会って感じることができた。
あと5年も経てば、また自立へ向けてそっけなくなるA君が想像できるが、
今はまだ十二分に甘えて大きくなってほしいなと思っている。

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