先日、1才6ヵ月のAちゃんと里父母さんとの初めての面会がありました。
事前に保育士さんがAちゃんのベッドに里父母さんの写真を貼ってくれ、
「Aちゃんのお父さんとお母さんが会いにきてくれるよ」と
話してくれていました。
当日は、面会の部屋で担当保育士さんと遊んで待っていたAちゃんは、
いつもと違う空気を察知していたようです。
里父母さんが入室すると、瞬時にカチコチに固まってしまいました。
それでも、Aちゃんと会えるのを心待ちにしていた里父母さんは、
少しでもAちゃんにほぐれてもらおうとお土産のおもちゃで遊んで見せたり、
Aちゃんのマークであるミニーちゃんのお人形で話しかけたり、と四苦八苦。
抱っこさせてもらえないかなと差し出した手を「イヤッ!」と拒否されてしまいましたが、
何とか握手だけして、面会を終えました。
さっそく翌日から関係づくりの実習が始まりました。
前日の面会で固くなっていたAちゃんなので、
拒否されるだろうと予想して出かけて里母さんでしたが、
なんと!
Aちゃんは里母さんを見ると駆け寄っていったそうです。
その後は、くっついてきたり離れたり、でしたが、
とてもうれしかった里母さんは、帰って里父さんに報告。
羨ましがられました。
緊張の高いAちゃんなので、
もっと抵抗するかなと思っていた施設の職員さんにも
Aちゃんの反応は予想外だったそうで、
「何か感じるものがあるのかな、『縁』ってすごいな」と話しておられました。
施設の職員さんもサポートしてくださって、
Aちゃんと里父母さんとの関係づくりの実習は進んでいきます。
いろんなAちゃんの様子を一緒に経験して、
里父母さんのお家に迎えられる時が楽しみです。
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