昨年から新型コロナウイルス感染の広がりにより、
さまざまな制限が生活の中にあります。
里親子の出会いにも、その影響があり、
特に多くの子どもが生活する施設での実習は、なかなか難しくなっています。
施設での実習には、
里親登録のための研修としての実習や
ある子どもの里親として関係作りの実習があります。
関係作りの実習は、
子どもが里親と出会い家庭に迎えられるために
実習の内容や時間を、これまでとは変えて、
様々な対策をしながら何とか受け入れていただいています。
3月から、関係作りのため里親さんの実習が始まった5歳のA君。
そろそろお家に迎えてもらえられそうだな・・・というところに
大阪での感染の大幅な増加。
中断せずに、早々に、お家に迎えることになりました。
1歳のBちゃんも、里親さんが施設に通って約3週間。
里母さんと2人で過ごすこともでき、お世話もできているので、
施設の実習を長引かせず、早々にお家に迎えることになりました。
お家に迎える予定が早まり、準備が少し慌ただしくなりましたが、
「中断せずに、迎えられるようになって、よかった」と里母さん。
コロナ禍の生活の中で
里親さんのお家と施設を、ほぼ毎日行ったり来たりする実習は、
里親さんも施設の方も、子ども関係づくり以外に神経を使うことが多いです。
なんとか、実習をさせてもらい、
お家の生活へつなげていただけてよかったです。
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