小学6年生のAちゃんに、週末里親さんとの出会いがありました。
週末里親さんは、
施設で生活していて、親や親族などの面会や外泊の機会が持てない子どもにとって
「わたし(ぼく)に会いに来てくれるおじちゃん、おばちゃん」という存在です。
月1,2回程度のペースで、細く長く関わることになる場合も多いです。
Aちゃんも、なかなか実親さんが面会に来られないため、
施設の方から週末里親を探してほしいとの依頼があり、
今回Bさんとの出会いに繋がりました。
施設の先生と一緒に、Aちゃんはちょっと緊張した様子で、
Bさんと私たち関係者のいる部屋に入ってきました。
挨拶はしてくれたものの、
Bさんがいろいろと話しかけてくれた時には、
照れもあって、下を向いたり、横を向いたり・・・。
チラチラと、Bさんが会いに来たことを喜んでくれている雰囲気はありましたが、
声を発するのはもっぱら周囲の大人たちで、
緊張気味のAちゃんは一言、二言の返事が精一杯な様子でした。
しばらくおしゃべりして、Bさんのお家の様子も教えてもらって、
次にBさん会いに来る日を決めて帰ることになりました。
帰りは、玄関先までAちゃんも見送ってくれました。
Bさんが「またねー!」とAちゃんに手を振った時、
ニーッコリとそれまでにない笑顔を見せてくれました。
これからは、BさんがAちゃんに
「また、来たよ」、
「また、来るね」と
繰り返し会いに来てくれるよ。
今までは、他の子の外泊を見送っていたAちゃん。
今年の夏休みは、Aちゃんが見送られて外泊ができるといいな。
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