3歳半の時に里父母サトウさんとの出会いがあったタロウ君。
里母さんは約1か月ほぼ毎日、
里父さんは仕事が休みの時に、
施設に通い、タロウ君との関係をつくり、家庭に迎えました。
3人の家庭生活が始まると、
タロウ君は過食や偏食をしたり、常に抱っこを求めたり、
今までできていたことも里母さんや里父さんにしてもらいたがったりし、
タロウ君は里父母さんと0歳からの親子関係をスタートしました。
そんな生活の中、迎えた4歳の誕生日は、
3人での生活が少しずつ板についてきたかなという頃でした。
その後、タロウ君は幼稚園に通うようになり、
友だちができたり、
親子の生活は自然になっていき、
特別養子縁組の申し立てをおこないました。
先日、無事に縁組が認められました。
里父母さんは、
審判が確定したことを証明する書類を受け取り、
その足ですぐに役所へ縁組届を出しに行きました。
その日はタロウ君の5歳の誕生日。
届を受け取った役所の窓口の方は
書類の日付を見て
「タロウ君のお誕生日なのですね。運命ですね」と
祝ってくださったそうです。
タロウ君の5歳の誕生日、
「サトウ タロウ」が生まれた日になりましたと
里父母さんが報告してくれました。
大きなケーキとごちそうでお祝いし、
里父母さんは
「パパとママのところに来てくれてありがとう」と伝えたそうです。
名実ともに親子になりました!
おめでとうございます!!
※文中、仮名です※
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)