協会が出版している
『ふたりのおかさんからあなたへのおくりもの』
という絵本がある。
アメリカで広く知られている、詠み人知らずの詩
『LEGACY OF AN ADOPTED CHILD』(養子のあなたの受け継いだもの)。
この原詩を、北海道の養親さんが訳し、
自身の養子さんに贈るために、友人に挿絵を依頼し、
一冊のあたたかな絵本として仕上げられた。
それがとてもステキだったので、多くの人の手にとってもらえるように…と、
協会で出版することにしたのだった。
2007年7月に初版をつくったこの絵本は、今、4刷めである。
一般書店では販売していないので、
そのほとんどを直接、協会として購入者に届けている。
初版から10数年たっても今もなお、コンスタントに本の注文メールが届く。
この方はきっと養親さんなんだろうなあ。
いくつの子どもに読み聞かせてあげるのかなあ。
…と想像しながら、せっせと荷造りをしている。
ときどき、同じ県に住んでいる人から同時期に複数の注文が届く。
今日届いたメールは、栃木県からの2通。
「地元の里親会や、養親さんの集まりかなにかで紹介されたのかなあ」と、
これまた、あれこれ想像をふくらませている。
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