1歳半のAちゃんと実習中の里親さん。
Aちゃんは初めて会う人には緊張してしまい
慣れるまでに時間のかかるタイプだと言われていました。
初回の面会では里親さんが抱っこをすると泣かれてしまいましたが
里親さんには、想定内のこと。
「これからゆっくり関わって、安心してもらえるように」とおっしゃっていました。
実習を2日、3日と進めていっても、表情は硬いままで
抱っこをすると泣かれてしまっていました。
初回面会では、保育士さんに抱っこをされている状態で
左手は保育士さんをつかみ、
右手で大切にしているぬいぐるみをぎゅっと握りしめていました。
2日目も同じ状況でしたが
3日目にはぬいぐるみを置いて、里母さんと少しやりとりができるようになりました。
1週間ほどたってようやく抱っこやごはんの介助などもさせてくれるようになり
徐々に「Aちゃんにとって安心できる大人」に変化していっているようです。
里親さんは些細な変化も見逃さず、少しずつ関係が深まっていることを喜び
Aちゃんの不安な気持ちに寄り添っておられます。
慣れない施設での実習で、里親さんにとっては苦しい日々であるとも思います。
それでも「信じて付き合っていきます!」と頼もしい里親さんの言葉でした。
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