先月末に、10ヵ月のA君を迎えた里親さん。
遠方から大阪に泊まり込んで、乳児院に通っていましたので、
慣れない生活を送りながら、約1ヵ月の実習を終えました。
A君を連れて帰ってからの生活は毎日ドタバタです。
乳児院でA君の生活を一通り見せてもらっていましたが、
連れて帰ってからはやはりペースが違います。
食事1つとっても、迷うことばかりですが、
当のA君は何でもモリモリ食べ、機嫌よく過ごせているようです。
里母さんに電話で様子を聞いていて、
「これまでと違うと言えば、二人でいると、
前より甘えてくれるようになりました」とのこと。
子どもは乳児院で生活していると、里母さんが会いに行っても
慣れた人を頼ることになるので、担当職員さんがいると、
そちらへ甘えにいきます。
どの里母さんも、子どもの反応を「当然だよなぁ」と思いながら、
調子が悪いと、複雑な気持ちになることもあります。
それが家庭に迎えられ、里父母との生活になると、
里母が子どもにとって頼る存在になります。
A君も家庭で暮らすようになり、里母さんがいつも傍で
関わってくれる状況になり、里母さんが甘えられる存在に
なってきているのだろうと思います。
里母さんからA君の変化を聞き、その変化を二人で喜びあいました。
これからも少しずつ関係が深まっていくように、
応援していきたいと思っています。
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