初面会までに児童相談所の職員や施設職員が集まって、
里親さんに今の子どもの様子などを伝えるための場を設けることがあります。
関係者が初めて顔を合わせ、
里親さんは「どんな生活をしているのかな」と
施設職員さんは「どんなお父さん、お母さんだろう」と
両者が緊張する場面でもあります。
Aちゃんに申し込んだ里親さん。
先日、その話し合いの場で施設でのAちゃんの様子を聞き、
最後に写真をもらいました。
取材時よりも大きくなり、笑顔いっぱいのAちゃんの写真を見て
「かわいい」と涙ぐむ里親さん。
それを見て、施設職員さんももらい泣きをしていました。
これまでは職員さんが大切に育ててくれていましたが
これからは里親さんに引き継がれていきます。
実習が始まったら大変なことが多く
家に迎えてからは「こんなはずじゃなかった!」なんて思う日が来るかもしれませんが
面会までの「どんな子かな」「早く会いたいな」と楽しみにしていた日々を忘れずに
子どもとの関係を作ってもらえたらいいなと思っています。
面会の日までもう少し。
それまでは毎日写真を眺めて、その日を待っている里親さんです。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)