4歳のA君は、里親さんと一緒に暮らすようになって3ヵ月。
当初は「ここに、いてて」、「こっち、来て!」、
「これ、やって」、「抱っこして」と、
テレビを見ていても、
常にパパとママにそばにいてほしがっていました。
パパとママは、家にいても自分のことはできない状態の日々。
「言われてはいたけど
ホンマに『トイレに行くことすら、自分のタイミングでいけない』ですね」と
笑っておられました。
ご飯も作ったものは食べず、
料理をしている隣で「僕、これ(カップ麺)食べる」と言い、
イラッとさせられることも。
それでイラッとするくらいなら、と
A君の食べたいものを外食する日々も続いていました。
しかし、3ヵ月を経て
最近は、A君は一人でテレビを見ていられるようになり、
その間に何とか家事ができるようになり、
家でご飯を食べられるようになりました。
里親さんは、毎日、A君が寝ると反省会を夫婦でおこない、
振り返り、試行錯誤をしながら一日一日を積み重ねています。
先日、月1回のサロンに参加してくれたA君。
「~~しろ!」「これ、作れ!」と命令口調ではありましたが、
表情が豊かになり、ぐっとかわいらしくなっていました。
そばにいてくれ、しっかりと受け止めてくれるパパやママの存在が
A君の変化につながっています。
これから、もっとかわいくなっていくのだろうと楽しみです。
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