今年度から、ふれあいの家事業をはじめました。
協会が所有している古い長屋の一軒分を、
遠方から実習のために大阪に来る養親さんに提供し、
滞在拠点にしてもらおう、という家です。
これまで、遠方から実習に来られる際には
ウイークリーマンションを借りたり、親族を頼ったりされていました。
宿泊できる場所を持っている施設もあるのですが、
そうでない施設の方が多いです。
ふれあいの家は、ウイークリーマンションよりは部屋数が多く、広いのですが
建物や設備自体は相当古いものです。
洗濯機、冷蔵庫などの家電や布団、食器類など、
生活に必要なものは一通りそろえていますが
いくら掃除をしても古い印象は拭えず
最近の家にしか住んだことがない人は大丈夫かしら、と思っていました。
それでも、これまで利用された5組の方には
「お家の雰囲気で、リラックスして過ごせました」とか
「子どもとの外泊ものびのびできました」とか
おおむね好評のようです。
利用された養親さんが次に利用される人のために
近くのおいしい飲食店や、図書館の使い方などをまとめてくれたりもしています。
古い家ならではの課題もあるのですが
(今は玄関の引き戸の左側が開かなくなっています…)
気を張る実習の中で、少しでも落ち着ける空間になればいいなと思っています。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)