3月は養親講座の月。
2週目の講座では、先輩養親さんの体験談を聞きます。
担当のワーカーが、インタビューをしながら、
養子を迎えようと思った経過、子どもとの出会い、その後の親子むすびのプロセスを
振り返り、話してもらいます。
今回、体験談を話してくださったのは、S夫妻。
2歳前で迎えたK子ちゃんは、3歳8ヶ月になりました。
講座の数日前、養母さんから写真と動画がたくさん送られてきました。
おうちに迎えてまもない頃は、どの写真も不安げな顔のK子ちゃんの写真ばかり。
部屋の敷物をぐちゃぐちゃにしたり、風呂場で水遊びばかりしたり、
お母さんがずーっとK子ちゃんをおんぶしたり。
数ヶ月たつと、K子ちゃんの表情がずいぶんやわらかくなり、かわいくなります。
家族旅行をしたり、七五三のお祝いをしたり…。
最近の動画では、K子ちゃん作詞作曲のミュージカル?も。
すべての写真と動画が送られてきた後、
養母さんが「こうして画像などを見返してみたら…」と書いておられたので、
「なつかしさでいっぱいになりはったのかな~」と思いきや。
「気分が悪くなりました(笑)」とありました。
講座の講師をお願いしたときは、
「全然たいしたことなかったのに、私らでええのかな~」
と思っておられたそうですが、振り返ってみて、
「めっちゃ大変やったやん!」
「頑張ったな~。K子と私。あ、ダンナも少し(笑)」だそうです。
今は、K子ちゃんのことがかわいくてしかたがないという、お母さん。
(お父さんは、いつでもデレデレでした(笑))
「人間って、忘れる生き物ですね~!」とおっしゃっていました。
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