小学3年生(この春4年生)のAちゃんに週末里親さんとの出会いがありました。
楽しみにしてくれていたようで、はりきって先生と一緒に緑茶を入れ、
茶托にのせて、出してくれました。
テンションは高いものの、里親さんの顔はなかなか見られないようで、
時々チラチラみる程度です。
返事はなんとかしてくれるのですが、初回面会では照れてしまうようでした。
週末里親さんのことを「なんて呼びたい?」と聞いてみると、
なかなか答えられません。
里親さんが「おっちゃん、おばちゃんでええねんけどなあ」と言ってくれても
先生が「2人ともBさんやからなあ」と言ってくれても
「Bさんと呼ぶ」と言います。
「自分のためのお客さん」は児童相談所のワーカーさんくらいで、
Cさんと呼んでいるため、同じように考えたのかもしれません。
家庭に暮らしていた間も、親族との関わりもなく、地域から孤立していたりすると
「おっちゃんおばちゃん」というもの自体、
何なのか、想像しにくいのかもしれない、と思います。
最初は「ねえねえ」とかで、何とも呼ばないかもしれないし、
あえてBさんと呼ぶかもしれません。
「そのうちに『おっちゃん、おばちゃん』とふいに呼んでくれるのを楽しみにしておきます」
という里親さん。
「Aのおっちゃん、おばちゃん」と言う日もいずれ来るでしょうし、
その頃に「おっちゃん、おばちゃん」の温かみを
感じてくれるようになってくれればと思っています。
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