今まで生活していた施設の職員さんやお友だちに見送られ、
1歳のA君が家庭に迎えられました。
最初の面会では、
里父母さんが持ってきてくれたお土産のオモチャには興味深々、
でも、里父母さんには近づかないA君。
ほぼ毎日会いに来てくれる里母さんのことも気にはなるけど、
なかなか近づかず。
担当の保育士さんがいると、必ずそちらへ向かいます。
分かっていても、里母さんには淋しい気持ちになったかと思います。
施設の方も、どうしたらA君と里親さんとが近づけるのか、
里母さんとの2人だけで過ごす時間を長く持てるように、と
工夫してくださいました。
そして、
「どうなるかと思ったけど、もうすっかりお母さんに甘えているね」と言われ、
約1ヵ月半の実習を経て、無事に見送られました。
里父さんには、まだ距離のあるA君ですが、
里母さん抱かれていると、ハイタッチを求めたり、少しずつ、少しずつ…。
「お家の生活が始まったら、お父さんとの距離が縮まりますよ」という励ましを支えに
里父さんは、これからの生活に思いを寄せていました。
里父母さんの地元にいるおじいちゃんやおばあちゃんも
A君を迎える日々を、今か今かと待っています。
A君が新しい生活や人に慣れて、
受け入れるまでには少し時間はかかるでしょうけれど、
A君を受け入れる準備はバッチリです!
これからの新しい生活が、
A君にとって素敵な毎日でありますように、と私も一緒に見送りました。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)