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Author:かていようご
(社)家庭養護促進協会 大阪事務所のワーカー日記です。


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2012/10/01からの訪問者


無事に50周年記念事業を終えることができました。
たくさんの方々にご協力いただき、ありがとうございました。

昼のトークには、会場定員300人のところ約260人の参加がありました。
開演までの1時間には、協会の行事写真を、
トークの間の休憩時間には、出演者の「愛の手」の写真とその後の写真をスライドにして、
スクリーンに流しました。
そのスライドを作るために、古いアルバムから写真を引っ張り出し選ぶ作業をすると、
その写真にまつわる思い出話をわさわさが語りはじめます。
選びに選んだ協会の行事写真は、250枚を超えました。
出演者の写真は、ほんの1週間前に出演をお願いし決まった方もいて、
スライドの作製には、がみがみとぺたぺたがギリギリまで作業をしていました。
できあがったスライドは、なかなか素敵なものだったのではないかと思っています。

トークは、20代~50代の養子あるいは元里子として育った方20人が登壇し、
わさわさがインタビュアーとなって
養子あるいは里子として育ったこと、思春期の思い、実親への思い、
親子についてなど語ってくださいました。
この企画を考えた始めた時から、
わさわさは「50人くらいに来てもらって、
テレビ番組であるみたいにボタンで答えて人数が出ることをしたい」と言っていました。
「50人くらい…」というのはさすがに無理ですが、
ボタンアンケート式でというのを取り入れ、アンケート集計機をレンタルしました。
打ち合わせで出演者と使い方を試し、正常に機能することを確認しましたが、
本番、リモコン操作をする予定の司会のがみがみの場所から機械が反応しません!
急遽、私が機械の傍に座って操作するハメに。
舞台にはりつけになる予定ではなかったのに、どうしようかと、
いかに客席から見えない位置にいるかと出演者の影に隠れていました。

前半は、年齢や既婚未婚、あるいは養子か養育か、などアンケート集計を使う質問を多く、
後半は、質問から掘り下げ、個別に話せる人には具体的に答えてもらいました。
いいことばかりではなく、辛い経験や実親への否定的な思いなども
率直に語ってくださいました。
それぞれの育ちに、いろんな思いがあり、それぞれの考え方があるのだ、
何が正解というものではないのだということを改めて思いました。

このトークのために、わさわさは事前に出演者皆さんと会い、話を聞いてきました。
そのたびに私たちにも報告してくれ、当日どういう話をしてもらうかと考えていました。
わさわさの話を聞くと、どの方にも話してもらいたいことはたくさんあり、
話し出すととまらないわさわさのことを考えると
到底3時間半ほどのトークでは収まらないのではないかとかなり心配していました。
「トークは17時までですから」と何度も念押しされ、
わさわさも「分かっているわよ。大きな懐中時計を持ってするつもりよ!」と。
当日は、みごとに時間どおりに終了。さすが!!

会場を変えて、夜の祝賀会には、
里親養親家庭、関係機関の方、毎日新聞の(元)記者、元協会職員など
200人近い参加がありました。
私たちは祝賀会というものに馴染みがないので、企画には試行錯誤。
「楽しい会にしたい」との思いで、
子どもの楽器演奏や舞の披露、関係者の方の南京玉すだれ、
そして私たちふれあい楽団。
最後には、現在は遠方で活躍されている元「愛の手」記者さんからいただいた
名産品の抽選会。
こちらもいろいろと盛り込んでしまい、
直前になって予定の2時間では終わらないかも…、と。

元「愛の手」記者さんからの名産品は、
どあつかましく協会からお願いをしたのですが、快く受けてくださり、
記者さんからのメッセージと写真を披露しました。
児童相談所の方や施設の方からの一言もいただき、
「愛の手」運動が多くの方に支えられ続けてこられていることを改めて感じました。

こちらは、直前の心配どおり、予定より少しオーバーしましたが、
楽しい時間になったのではないかと、自画自賛しています。

1日にトークと祝賀会、2つのイベントをおこない、
正直、準備も当日もバタバタで、
「ホンマに、当日できるんやろうか・・・」と弱気になったり、落ち着かない日々でした。
でも、帰る皆さんからの「よかったわ」「楽しかった」という声や
出演者同士で休憩時間や祝賀会で楽しそうに話されていたり、
「来てよかった。いろんな人と会えてよかった」とおっしゃっているのを聞いて、
よかったなと思います。

これでまた、
「私たちにできないことはないわよ!」と妙な自信をつけることになるのでしょう。
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