0歳のAちゃんとの関係を築くため、施設への実習に通っているBさん夫妻。
初めての面会では、人見知りが出てきていたAちゃんに大泣きをされました。
そんなこともあるか、と思っていたBさん夫妻はめげることもなく、
翌日からの実習に入りました。
最初の頃、Aちゃんは、機嫌のいい時は里母さんがお世話することもいいのですが、
担当保育士さんがいるとそちらに行きたがったり、
里父さんが近づくと泣いていました。
しかし、里母さんはほぼ毎日、里父さんの仕事が休みの日には一緒に施設に通うなかで、
次第にAちゃんは里母さんに甘え、里父さんに遊んでもらうのを楽しむようになってきました。
関係もできつつあり、そろそろ、お家へ行きましょうと
外出、外泊の予定を立て、いよいよお家でのお泊まり!と思っていましたが、
高熱の出る風邪が流行り、Aちゃんも高熱のため外泊は延期に。
「子どものいる生活って、こういうことですよね。
予定どおりにはいかないですよね」と言ったBさん。
お家で過ごせることを楽しみにしていたので、残念だったと思いますが、
「子どものいる生活」が具体的になっています。
実習の様子を伺いに行くと
この高熱でしんどい時にAちゃんは里母さんにずーっと抱っこをしてもらい、
里母さんがそばにいることで安心できるようになっていました。
実習の期間中にAちゃんと里母さんの関係が、予想以上に深まったなと感じました。
熱を出したAちゃんはしんどくてかわいそうでしたが、
病気をしたことが、かえって関係を深められることになりました。
これからも予定外のことは、どんどん起こります。
でも「これが子どものいる生活」と新しい生活を楽しんでくれたらいいなと思っています。
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