年が明けてから協会では
福飴などの販売
JAMMINさんでのチャリティーTシャツなどの販売
2月5日には特別養子縁組啓発プログラム
と、イベントが続きます。
それらもしながら
日々、「愛の手」の子どもへの申込者との面接や
マッチングが決まった里親さんと子どもへの支援もおこなっています。
10年に1度と言われていた24日から25日にかけての寒波到来。
1歳のA君との面会を25日に予定されていたのは北陸地方の里親さん。
念のために、前日の夜に来阪して泊まることにしていましたが、
「夜になると動けなくなるかも…」と
急きょ朝から大阪に向かうことにされました。
予想通り、特急電車が運転見合わせになり、
もう少し出発が遅かったら、大阪まで来られないところでした。
無事に大阪に到着して、翌日A君との初面会の日。
北陸地方の里父母さんには、大したことのない量の雪でしたが、
大阪の私たちにとっては、「寒い~」「わ、吹雪いている!」など
異常事態に少々ハイテンションでした。
A君は、事前に施設に渡していた里父母の写真を見ていたそうで、
「毎日、『パパ、ママだね』と声をかけていると、
じーっと写真を見ていたのですよ」と施設職員さんが教えてくれました。
担当職員さんに抱かれて入室したA君は、
児相や協会の職員など複数いる大人の中で、
パパとママの顔をじーっ見つめていました。
写真で見ていた顔の人が動いていて不思議だったでしょうか。
里父母も、写真だけで見ていたA君が、すぐ近くにいて動いている様子を
一挙手一投足を見逃すまいと見つめ、嬉しそうでした。
少しおもちゃで一緒に遊んで面会を終えました。
長く待ったこの日。
里父母さんには、きっと忘れない日だと思いますが、
私たちも普段にない天候の中で、印象的な日となりました。