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かていようご

Author:かていようご
(社)家庭養護促進協会 大阪事務所のワーカー日記です。


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2012/10/01からの訪問者


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今週末、2月5日(日)に
特別養子縁組広報イベント
『養子のこと、教えてくれるらしいで (しらんけど)』
を開催します。

広く一般市民の方にも関心を持ってもらい、
気軽に足を運んでもらえるイベントとは…
と、毎年、企画には頭を悩ませるのですが、
今年は、『落語』で。

一部は、桂三風さんと露の棗さんの落語。
二部は、桂三風さんの質問に、
養子や養親、児童相談所職員や協会職員が答えることで、
特別養子縁組について知ってもらおう!
という企画です。

養子として協力してくれるのは、
30歳の男性。
3歳のときに、養親のもとに迎えられました。

養親さんは、4歳男児のお母さん。
親子になって、もうすぐ2年です。

制度のことも知ることができるし、
養親さんや、成長した養子の生の声も聞ける、
貴重な機会になるはずです。

…しらんけど。

ではなく、貴重な機会になります!

申込み〆切日は、2月3日まで延長しました。

メール fureai-osaka@nifty.com
電話 06-6762-5239
FAX 06-6762-8597
で受け付けております。 

または、
『こくちーず 養子のこと』で検索してください。
大雪になり、高速で渋滞があったり、
断水になったりという影響が出て、
大変な思いをしておられる地域もあるかと思います。
大阪では、雪やあられが何度か降りましたが、
全く積もらないままです。

4歳のA君、比較的雪が降りそうな地域に住んでいますが、
12月には全く積もらず、雪が降るのを楽しみにしていたそうです。
家では降らないので、1月に入ってから雪遊びが出来そうなところに
おでかけしておられましたが、
この度、家で20センチほど積もり、A君は大興奮。
ソリ滑りをしたり、スコップで雪を運んでみたり
嬉々として遊んでいたそうです。

2歳半のB君のところも雪が積もってソリを楽しみました。
最初はお父さんが引っ張るソリにのせられて
おっかなびっくりでしたが
だんだんと楽しくなったようです。
冷えてきたので、お風呂に入るようにと
お母さんが声をかけると聞こえないふりで
抱っこして家に入れると気に入らず、
裸足でもう一度玄関から脱走したとか・・・。

大人になると雪はそう楽しめませんが、
子どもたちは雪が大好きなようです。
冬を楽しむ雪国の子になって、
たくましく育ってほしいなと思っています。


年が明けてから協会では
福飴などの販売
JAMMINさんでのチャリティーTシャツなどの販売
2月5日には特別養子縁組啓発プログラム
と、イベントが続きます。

それらもしながら
日々、「愛の手」の子どもへの申込者との面接や
マッチングが決まった里親さんと子どもへの支援もおこなっています。

10年に1度と言われていた24日から25日にかけての寒波到来。
1歳のA君との面会を25日に予定されていたのは北陸地方の里親さん。
念のために、前日の夜に来阪して泊まることにしていましたが、
「夜になると動けなくなるかも…」と
急きょ朝から大阪に向かうことにされました。
予想通り、特急電車が運転見合わせになり、
もう少し出発が遅かったら、大阪まで来られないところでした。

無事に大阪に到着して、翌日A君との初面会の日。 
北陸地方の里父母さんには、大したことのない量の雪でしたが、
大阪の私たちにとっては、「寒い~」「わ、吹雪いている!」など
異常事態に少々ハイテンションでした。

A君は、事前に施設に渡していた里父母の写真を見ていたそうで、
「毎日、『パパ、ママだね』と声をかけていると、
じーっと写真を見ていたのですよ」と施設職員さんが教えてくれました。
担当職員さんに抱かれて入室したA君は、
児相や協会の職員など複数いる大人の中で、
パパとママの顔をじーっ見つめていました。
写真で見ていた顔の人が動いていて不思議だったでしょうか。
里父母も、写真だけで見ていたA君が、すぐ近くにいて動いている様子を
一挙手一投足を見逃すまいと見つめ、嬉しそうでした。
少しおもちゃで一緒に遊んで面会を終えました。

長く待ったこの日。
里父母さんには、きっと忘れない日だと思いますが、
私たちも普段にない天候の中で、印象的な日となりました。


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