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かていようご

Author:かていようご
(社)家庭養護促進協会 大阪事務所のワーカー日記です。


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2012/10/01からの訪問者



11月ももう終わり。
2021年も残すところ1ヶ月です。

コロナのせいなのかなんなのか…。
時の流れが早すぎて、
もう12月か…とびっくりです。

上半期は、なかなか自由に動けませんでしたが、
10月頃からはずいぶんと動きやすくなり、
それは里親希望者の方も同じなのか、
『愛の手』の子どもたちにも動きが出ています。

面接を重ね、
里親候補がしぼられてくると、
家庭訪問調査にお伺いします。
どの方を候補にするか、ということや、
面接や調査についても協会全体で検討するので、
職員全員の都合をあわせて、ミーティングの時間を持ちます。

この日程調整がなかなか大変。

年内から年明けにかけて、
候補者の家庭訪問調査へとすすめそうなケースを
ホワイトボードに書き出したら、
けっこうな数になりました。
年末は1日早めに(対外的には)仕事納めにして、
『まるまるミーティングの1日』をつくる!?
…と、うれしい悲鳴をあげています。

大阪も、ここのところは
コロナウイルスの感染拡大状況
は抑えめの日々が続いています。
『動ける』日々が少しでも長く継続できるように…と祈りつつ、
今年も残すところ1ヶ月、
職員みんなで元気に走り続けます。
家庭生活が始まり、1年8カ月になるAちゃん。
実習中から大変で、外出や外泊もしぶり、2ヶ月こえて、
なんとか家庭に迎えられることになった。
その後、支配的な態度や命令口調、叩いたり蹴ったりは続いていたが、
耐えに耐え、養父母は親子関係を築いてきた。
少しずつの進歩さえ、見えないような時期もあったり、
荒れて後退したのかと思えた時もあった。
先日、7歳になったAちゃん。
学校への行きしぶりがあり、毎日養父母が交替で学校へ送っている。

そんなAちゃんが11/3に開催した運動会に参加した。
もとから電車も車も嫌で、行きしぶりの多いAちゃんが、
本当に来れるのかどうか、と私は心配していた。
養父は仕事で参加されなかったが、養母と二人で会場にたどり着き、
二人で親子競技に出場したり、
Aちゃん一人でも小学生向けの競技に参加していた。
ちょっとずるをするところもないわけではなかったが、
最後まで楽しんで参加してくれたように思う。

ハリネズミのように、人を近づかせない態度でいたAちゃんが、
甘えたり泣いたりできるようになり、
他の人に混じって動けるようになったのを目にすると、
養父母の努力と忍耐と、Aちゃんの力を思わずにはいられなかった。

縁組も整い、まだまだこれからも変化していくだろうAちゃんの様子を、
時々見守っていけたらと思っている。


1歳のお誕生日前日に家庭に迎えられたAちゃん。
先日、学校で二分の一成人式がおこなわれました。

大阪から遠方の地域で生活し、会う機会はなかなかありませんが
季節やイベントの写真を時々送ってくださっています。
見るたびに、背が高くなり、
お母さんと一緒に料理をしていたのが、
自分一人でお菓子を作るようになったり、
成長を感じさせて、もらっています。

二分の一成人式では、
お父さんと一緒にフォトフレームを作り、そこに将来の夢を描いて飾りました。
子どもからお父さんお母さんにむけての手紙と
お父さんお母さんから子どもにむけた手紙を読みあい、
親子ともに互いの存在に感謝する場だったようです。

二分の一成人式の報告を受けて
改めて「もう10歳なんだ~。あの子が」としみじみと感じました。

最近は自分の容姿を気にするようになり、
「自分は、あまりかわいくない」、「○○ちゃんはかわいい」など
言うようになっているそうです。
お母さんにとっては、誰よりも「かわいいAちゃん」なのですが、
そこは思春期女子、なかなか複雑な気持ちのようです。

これからも、一緒に日々の日常を過ごし、
季節を感じながら、時間を重ねていかれるのだろうなと、
温かい気持ちになりました。

家庭に迎えられて1年近くになる3歳のA君。
甘えん坊のA君は里母の姿が見えなくなると「おかあさん!」と探し周り
寂しくなったら抱っこをせがみます。
最近ではいろんなことが知りたくて「なんで?なんで?」と聞いてまわるそう。
起きているときのA君はおしゃべりをしているか、走っているか、歌っているか
とにかくエネルギーがいっぱいです。
そんなA君の対応に里母は疲れてしまい、リビングで寝転んでいると
「おかーさん、なんで寝てるの?」「なんでつかれたの?」と質問攻めにするそう。
里母は「A君が起きている間は休めない」と割り切り
できるだけ早くA君に寝てもらえるよう、日中は頑張って付き合っているとか。

A君から最近「おかあさんはしあわせになったことある?」という質問があったそうです。
里母は「A君と出会って、一緒にいられるのがしあわせよ」と
ぎゅっと抱きしめながら伝えると、それが嬉しかったのか
その後も何回もその質問をするように。
「A君はしあわせになったことある?」と聞き返すと
「おとうさんとおかあさんと会えたこと」と言ったそうです。

お散歩に行ったとき、別の人の家を指さしわざと「ここがA君のおうち?」と言ったり
「また帰ってくる?」と尋ねたりするようになり
A君の中に不安な気持ちがあることに気づいた里父母は
もう一歩進んだ真実告知を考え中です。
A君と出会えて、一緒に暮らせてしあわせだということ
ずっと一緒に暮らしていくということを
A君がわかるように伝えようとしています。
先日おやこDEうんどう会を開催しました。
昨年はコロナ禍で中止にしたので、2年ぶりの開催でした。
夏休みのキャンプと同様に、今年開催するかどうか悩みましたが、
感染対策をして開催しよう!ということになりました。
具体的には、例年よりも競技数を減らし、いつもよりトラックを広くして、
入場門ではなく、スタート地点に広く集まり、
アルコールスプレーをしたり手袋をはめたりしながら
競技をやりました。

どれぐらいの人が集まるのか・・・という不安もありましたが、
参加申し込みの時点で、申し込みの段階で50組を越えました。
結局、体調不良等で50組はいきませんでしたが、
養親子だけでなく、週末里親子や成人した養子が子どもを連れてというのもあり、
とても賑やかな運動会になりました。

競技運営のために集まってくれたボランティアさんも20名近くいました。
長年来てくださっている方もいたし、
高校生や大学生になって手伝いに来てくれた養子もいて、
協会職員では運動会をまわしていくことはできないので、
とてもありがたかったです。
また、数年前から共催として、第一工芸株式会社の社員さんも、
競技を企画、運営していただくだけでなく、
早朝から設営に尽力いただいて、ありがたかったです。

協会の運動会はゆるーくやっていることも多いのですが、
ところどころ本格的な演出をしています。
開会式の際に聖火をともしたり、
赤組、青組代表1人ずつが選手宣誓をしたりします。
これは参加した子どもにお願いしているのですが、
「前に出るのは嫌だ」と言う子もいて、最初想定していた子どもに断られた結果、
聖火を持ってくれた高学年の子、選手宣誓をしてくれた低学年の子2人の
3人がたまたま全て私の担当の子どもでした。
子どもたちの頼もしい姿を、親戚のような気持ちで写真を撮らせてもらいました。
子どもの成長が見られるのが行事の醍醐味だなぁと思いました。

幸い、大阪のコロナの感染状況が落ち着いていた時期で、
天候にも恵まれ、おやこDEうんどう会が開催できました。
来年はもう少し対策を緩めて開催できる状況になっていたらと願います。



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