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かていようご

Author:かていようご
(社)家庭養護促進協会 大阪事務所のワーカー日記です。


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2012/10/01からの訪問者


4歳のA君は昨年から幼稚園に通っています。
入園した年は先生から褒められることが多かったのですが
今年の4月、学年が上がったときには
これまでできていたことができなくなってしまいました。
幼稚園に行き渋るようになり、
園でも集団生活についていけなくて、先生が困ることもあったようです。
やんちゃ度は増し、一人で家の外に出ようとすることも。
養母さんはこれまでと違うようなA君を受け止めつつ
幼稚園の先生などに相談したり
一人で外に出られないように対策をしたりする日々を送っていました。
養母さんの頑張りや工夫もあり、今のA君は少しずつ落ち着いているようです。

迎えた当初は1歳前で、お世話に翻弄する毎日でしたが
幼稚園で新たな世界に踏み出し、ママ友との関係や
真実告知のことも考える年齢になり
新たな悩みがたくさん出てきています。

それでも「Aのママになって、こういうことで悩めるのは
とても幸せなことだなと思います。
Aを迎える前は、子育て中の友達の悩みを相談されても
うらやましいとしか思わなかった。」と養母さん。

子育てをしていると悩みは尽きませんが
それも子どもがいるからこそ。
A君が成長したときには
パパとママはこんなことで悩んでたんだよ、と
笑い話にしてもらえたらな、と思います。
緊急事態宣言があけ、通常通りの業務となりました。
今回の緊急事態宣言中の私たちの在宅勤務は
黙々と溜まっている事務仕事をしていました。
それはそれで貴重な時間でしたが、
いつも色々と話しながら仕事をしていたことからすると、
やっぱり寂しく、我慢の日々でした。

こんな状況下だったので、オンライン会議を協会内でも取り入れてみました。
これまでも、他機関との会議などはzoom等でオンライン会議をしていましたが、
協会内での職員会議は、極力対面でやろうと、
ケース検討がある場合等は、わさわさも含めて、皆出勤していました。
しかし、今回は状況が状況というだけに、
オンラインでもやれそうなものをチョイスし、
試行的にやることにしました。

協会は規模が小さいので、自分のスマホを使い、
zoomではなく、LINEのビデオ通話でしたが、
2人が在宅、3人が事務所でという形で、
音声も映像も十分わかり、これで十分でやれるなという感想でした。
ただ、距離感や臨場感はどうしても劣ってしまうので、
その場にいられない人は必死で話についていかないといけません。

その後も何度かオンラインで会議に入りましたが、
出勤しなくても(できなくても)会議に参加できるのは
何かと便利だなと思うことが多々ありました。
やっぱり対面がいいなぁという気持ちはありますが、
コロナ禍で注目されているオンライン業務を
うまく取り入れられたらいいなと思っています。

1歳のAちゃんと里親さんとの出会いがありました。
初めての面会のため、
里親さんからAちゃんへの初めてのプレゼントを用意しました。
「愛の手」の記事でAちゃんと出会ってから
Aちゃんと一緒に暮らす日を思い描き、
面会を首を長ーーくして待ちわびていました。
当日、Aちゃんは緊張し、始終うつむいたままで
職員さんの膝の上から離れることができませんでした。
しかし、プレゼントのおもちゃの一部をしっかり持ち、
里親さんの存在を意識ししていることは、充分に感じられました。
泣くこともできないくらい緊張した中での面会を
「Aちゃんは頑張ってくれていた」と受け止めた里親さんでした。

翌日から、里母さんが毎日施設に通い始め、関係づくりが始まりました。
里母さんの顔を見ると、
Aちゃんは、やはり固まってしまい、うつむいたまま…。
他の子どもと遊びながら、里母さんは遠くにいるAちゃんの様子をチラチラ。
1週間経って、初めて里母さんの膝に座ってくれ、
20分ほど一緒に遊ぶことができました。
職員さんや他の子どもとは笑顔で遊んでいる様子も見ますが、
里母とは固まってしまって、なかなか笑顔にはなりません。
しかし、2週間経った頃、
思うようにいかないことに「違う!」というように拒絶したり、
不機嫌になったりするようになったAちゃん。
いつも緊張して固い表情だったAちゃんが、
拒否であっても感情を出してくれたことに
里母さんは「やっと感情を出してくれた」と安心されました。
膝に乗ってくれた翌日に、固まってしまったりして、
落ち込んだりもしますが、
「急に現れた大人をすぐに信頼できないよね」と
「Aちゃんのペースにあわせて、
少しずつ、安心してもらえるように頑張ります」と話しておられました。

「Aちゃんのことをもっと知りたい!」気持ちで
毎日通っておられる里母さんを施設の職員さんも応援してくださり、
皆がAちゃんと里親さんが親子になることを支えていきます。


まじまじのお片付けモードに触発されて、
私もデスクまわりの整理を始めました。

私は、入り口のドアからは見えない側に
机があるのですが、
ノートパソコンのスペースの他は、
いろんなものが山積みに。
書き物はすべて、ノートパソコンの上でやるしかないような状況でした。

山を一ブロック(?)ずつ整理中。

今日は、目の前の、本を並べたスペースの上に、
書類などを高く横積みにしていた山を解体したら、
あら、すっきり。

今までは書類の山で遮られていた
向かいの席のうごうごの姿が見通せるようになり、
ときどき目があったりして、
ちょっと落ち着きません(笑)。

あと何山、崩せばいいのかな…。
緊急事態宣言下の事務所では、さすがに面接も減っている
今日この頃です。
机は山積みになっていて、見えない方ならまだしも、
私は入口から見える側に座っているので
机の表面が全く見えないくらいなので
あまりよくないなと常々思っていました。
たまにお客さんに「すごい仕事量ですね」と言われてしまい、
汚さを振り返っていたのですが
ずっと棚上げにしていた自分の机の大掃除をしてみました。

「ここに、こんなものが!」と思える発見などもあり、
思わず、手を止めてしまうことも。
片付けには「あるある」のことだとは思いつつ、
机の表面が見えると、ちょっとスッキリ。
しかしまだまだ到底1日では仕上がらず、
また暇を見つけてぼつぼつとやるつもりです。


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