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かていようご

Author:かていようご
(社)家庭養護促進協会 大阪事務所のワーカー日記です。


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2012/10/01からの訪問者


3歳のA君。

平日はお母さんと、週末はお父さんと、
朝晩散歩に行くのを日課にしています。
散歩の途中で、番犬を飼っているうちを覗いてみたり、
虫を見つけたり、好きな道を行ってみたり。
毎日行っている中で、立ち話をする人ができたり
途中ちょっと一緒に散歩する
60代くらいの仲良しおばちゃんもできたそうです。

A君の顔も広くなってきました。
近隣のスーパーに行っても顔見知りに出会うので
「ぎんこういってきたよー」
「あした、ばあばんちにいくよー」と
何でもおしゃべりしています。
「なんでも言っちゃうので、ちょっと恥ずかしくて~」
と笑うお母さんです。

毎年この時期に、全国の児童相談所の里親担当者に呼びかけて、
里親担当者連絡会を開催している。

北から南から…、毎年、40ほどの児童相談所から
大阪に来てくださって、里親委託にまつわる情報共有をしたり、
課題について学びあったりする、貴重な機会となっている。

が、今年は、コロナ禍。

さすがに、大阪に集まってください…とは言えず、
中止にする?…ということも考えたが、
せっかくの機会だから、何かやってください…という声もいただき、
「オンライン連絡会」に挑戦してみることにした。

60分ほどの枠で、いくつかの児相が集まって、
WEB上で、フリートークで情報交換をする場…というのと、
大阪市の児童相談所の方に、
特別養子法改正後の二段階申立てについてお話いただく枠と
…というのを企画してみた。

果たして、どれくらいの参加があるのか…と心配していたが、
オンラインなら…と、これまで参加されたことがなかった児相からの参加もあり、
5か所くらいでフリートークできればいいか…と思っていた情報交換の4つの枠は、
それぞれ、8児相くらいでやりとりする形になった。

大阪市の児相さんの枠は、関心の高いテーマだったようで、
60近い児相からのお申し込みがあった。
史上最高!の参加数だと思う。

せっかくだから、チャレンジしてみよう!と企画したものの、
オンラインには疎い人間ばかり集まっている協会。
というわけで、参加者のみなさんの期待を感じれば感じるほど、
本番、ほんとにスムーズにやりとりできるだろうか
…というプレッシャーに押しつぶされそうな毎日です。

もう、「うまくいきますように…」という神頼みしかない(笑)。
家庭に迎えられて1年が経った4歳のAちゃん。

先日、養母さんに
自分はママのお腹から生まれたのか聞いてきたそうです。

養母さんは、最初の真実告知のタイミングだと感じ、
Aちゃんは養母さんのお腹にはいなかったけど、迎えに行ったんだよ、
パパとママはAちゃんのパパとママになれて、とっても嬉しいと伝えました。

Aちゃんが好きなアニメで双子の妹が生まれるというシーンがあり、
養母さんへの質問につまがったようでした。

その後、Aちゃんと養父母さんは
養母さんの服でAちゃんを包み、お腹の中にいるように声をかけ、
そこからAちゃんが出てくる「出産ごっこ」をしました。
何度も、「生まれてくるのを待っているよ」
「かわいいAちゃんが生まれたよ」
「生まれてきてくれて、嬉しいよ」と声をかけられ、
赤ちゃんになったAちゃん。
しばらく続いたそうですが、
その回数、トータルで30~40回。

夜寝なかったり、偏食をしたり、わざと養父母さんを困らせることをしたり、
といろいろ苦労も多かった1年でしたが、
今では、Aちゃんの存在が養父母さんの癒しになっているとのこと。

Aちゃんは、養父母さんとの間に生まれなおして、
一層親子の絆を深めたことと思います。

2歳半のAちゃんと出会いのあった里父母。
Aちゃんには事前に施設職員さんから
「あと何回寝たらパパとママが来てくれるよ」と説明され
Aちゃんはパパとママに会える日を楽しみにしていました。

面会当日のAちゃんは長い髪を結んでもらい
ワンピースを着ておめかしして、里父母と対面。
緊張して普段のようにおしゃべりはできませんでしたが
おもちゃを介して少し遊ぶことができました。
里父が「会いたかったよ」「これからたくさん一緒に遊ぼうね」と伝えると
Aちゃんは大きくうなずいていました。
里母は面会後に「思っていたよりも小さくて、かわいくて、
守ってあげなきゃいけない、と思いました」
「抱きしめたくなった」と話しておられました。

これから、実習を通してたくさん抱っこしたり、遊んだりして
親子関係を作っていきます。

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