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かていようご

Author:かていようご
(社)家庭養護促進協会 大阪事務所のワーカー日記です。


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2012/10/01からの訪問者


新型コロナウイルスの影響が広がっています。
協会でも残念ですが、感染拡大防止のため
3月7日の養親ゼミナールを中止にすることにしました。

学校が休校になり、お店からはマスクやトイレットペーパーが品切れになり
日常生活にも変化が出てきています。
施設実習中の方は実習がストップになったり
卒園式が中止になったり…と
子どもを迎えようとしている方や
やっと子どもの行事に参加できる!という方も
「仕方ないです…」といいながらも、残念なことも多くあります。

いつになったら収束するのか
先が見えず、なかなか苦しいところですが
せめて、「親子結び」への影響は最小限でありますように…と、願うばかりです。

皆様もどうかご自愛ください。
ちょうど1年前に、生後8カ月のAくんを迎えたBさん夫婦。
1年経って、無事に、特別養子縁組が成立しました。

審判から確定まで通常は2~3週間のところ、
2ヵ月近くかかってしまい、
ドキドキ、やきもき…の日々だったかと思います。

子どもを迎えた養親さんたちは、
時間を積み重ねる中で、日々の生活では、
縁組成立前から、「親子」だとは感じておられると思いますが、
やはり、縁組がととのって、「名実ともに親子」になるというのは、
安心感が違うだろうなあと思います。

縁組成立を親族のみなさんもとても喜んでくれ、
早速、お祝いをしてくれたとのこと。
大きなホールケーキを、
家族3人で取り囲んだ写真が送られてきました。
ケーキの上に飾られたプレートには、
「祝」の文字と、
「フルネーム」でA君の名前が書かれていました。
1月29日の日記で書いた5歳のBちゃんが、A夫妻宅に迎えられました。
お父さんお母さんが実習に通ってきてくれる中で、関係づくりが進む半面、
施設から出て行くことになる予測からか、不安からか、
外出や外泊の練習を嫌がることが続きました。
お父さんお母さんと楽しく遊んだり一緒に過ごすことはできても、
外に出るのを徹底して避けようとするので
施設の先生も、児童相談所も私も頭を悩ませました。
なかなかの膠着状態でしたが、
ここで養子になることを諦めるわけにはいきません。
思いきっておうちに引き取ってもらおうということになりました。
そこで、Bちゃんにこれから起こることを説明してもらいました。
ちょうど担当の先生の退職も決まっていましたので
「数日後にお父さんお母さんのおうちにいくよ」
「担当の先生もお引越しするよ」というお話をしてもらいました。
先生にくっついて泣きながら説明を聞いていたBちゃんでしたが
理解はしたようで、翌日には幼稚園にお別れの挨拶にも行きました。
「誰といっしょに住むの?」と問われて
「おばあちゃんと、パパとママ!」と返すことができたようです。
実際、施設を出る時には、Bちゃんは泣いて、
先生にしがみついていて、なかなか派手なお見送りとなりました。

それでも一晩目から寝ることも食べることもできていて
翌日は公園に行ったり、買い物もできました。
泣いたり荒れたりの繰り返しですが、Bちゃんなりに
少しずつ進んでいる様子です。
これから時間はかかりますが、少しずつ親子になってもらいたいと
思っています。
新型コロナウイルスの感染拡大により感染防止の対策として、
多数の人が集まるイベントなどの中止が相次いでいます。

里親制度を知ってもらい、養子を育てている方の体験談を聞いてもらう
研修も中止になりました。
体験談を話してもらう予定だった養母さんと
小学3年生のAちゃんに2年ぶりくらいで会えるのも楽しみにしていたので、
残念です。

中止の連絡と会えなくて残念なことを伝えると
養母さんが最新のAちゃんの写真を送ってくれました。
サンタさんにもらったゲームを片手に
ソファーでくつろいでいる様子のAちゃん。

実は、
お父さんとの約束を守れず、しばらくゲーム禁止だったのが
ようやく解禁になり、満足していた様子だったそうです。

5歳のAちゃんと出会い、親子関係を築いてきた養母さん。
Aちゃんが生まれてから出会うまでの時間よりも
出会ってからの時間が長くなろうとしています。
体験談では、懐かしくも苦しかった日々をふり返りながら、
今の楽しみや喜びを話してもらいたかったなと思います。

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