1泊2日となった、今年のふれあいキャンプ。
キャンプ中には、バタバタして、報告ができてなかったので、
ワーカー日記で報告させていただきます。
15日は台風10号の影響で、飛行機が飛ばなかったり、
JRが不通になったりしていましたが、
大阪の私鉄はほぼ影響なく動いており、
台風10号が通り過ぎた後の16日の朝はごくごく晴れて、
日常は何の影響もなく進むものとノーチェックでおりましたが、
私が利用する「近鉄けいはんな線」が止まっていることが
駅に着いてようやくわかり、おののきました。
9時直前に着くと、スタッフなのに重役出勤のようで
目立ってしまう‥と焦った気持ちで、
急いでタクシーと電車でかけつけました。
早くも8割くらいのメンバーは集まっており、
毎年のように参加している子どもたちは元気な顔を見せてくれていました。
初参加の子どもや小学1年生はちょっと不安気でもありましたが、
さあ、出発です!
バスに乗り込むところで1年生のAちゃんが大泣き。
見送るお父さんと何度も「元気、注入!」のハグをして、
ようやく座席に座ったものの、大泣きは続き、
高速道路に乗ってもしばらくは泣いていました。
今回は、小1~高3までの21名、
大学生のOB、OGリーダーが5名参加予定でしたが、
1泊2日になったことで、送迎の都合もあり3名が欠席となり、
小1~高3までは18名が参加してくれました。
お盆の終わりと台風あけで渋滞を心配しましたが、
さほどのこともなく、スムーズに流れ、
気がつけば前日は通行止めになっていた明石海峡大橋を通りすぎ、
淡路島を抜けました。
バスの中では、リーダーさんがゲームをしてくれるので、
あっという間に時間は過ぎます。
11時くらいから「お腹すいたー」という声が上がってましたが、
12時過ぎにパーキングエリアの日陰に入って、お弁当を食べました。
出だしには大泣きしていたAちゃんもすっかり元気になっています。
Aちゃんのお弁当には、
「Aちゃん たのしんできてね」というシールがついていて、
お父さんお母さんの親心が窺えます。
食べ終わると、YMCA阿南国際海洋センターへ向けて再びバスに乗ります。
最後は山道でしたが、誰も具合が悪くならずに、
予定通り14時に到着できました。
センターの職員さんからの説明を聞いた後、
部屋に荷物を運んで、着替えて海に入りました。
夏場はぬるくなるという海水が、台風でかきまぜられたようで、
思いの外冷たく、みな「ヒャー!」と言いながら、わいわい、きゃあきゃあ。
ちょっと泳いでみたり、水をかけあったりしています。
その後は、いよいよカヤックです。
一人で乗れるのは小3くらいから、ともともと聞いていたので、
1年生の何人かには、一人で乗るかどうか、一応確認してみましたが、
怖くて一人で乗れないと言ったBちゃん以外は、一人で漕ぎ出し、
Bちゃんはうごうごと2人乗りとなりました。
台風の後のせいか、例年になく波が高く、
しっかり漕げていないと押し戻されたり、流されたりしてしまい、
しばらく数人はスタート地点のほぼ近くを、くるくる、さまよっていました。
一人で漕ぎ出したAちゃんは、うまく漕げなくてポロポロ泣いていたので、
エンジンボートに繋がれてしまいました。
最初はうまく漕げなかった子どもも、
現地のリーダーさんが側で指導してくれたり、
大学生や高校生が押してくれたりして、なんとかかんとか、漕げるようになり、
ちょっと沖までみんなで出ることができました。
戻って、お風呂に入り、晩御飯を食べます。
1泊2日なので、プログラムは詰めるしかなく、
夜にはキャンプファイヤーと花火をいっぺんに楽しみます。
(キャンプだより2に続く)