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かていようご

Author:かていようご
(社)家庭養護促進協会 大阪事務所のワーカー日記です。


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2012/10/01からの訪問者


10月半ばに養親子サロン「JBクラブ」の遠足に行ってきました。
いつもは協会の事務所のあるセンターの会議室にマットを敷いて、
まったり遊んでいますが、年に1回だけ、遠足と称して外へ出ています。

今年は大阪市内の屋内遊戯場へ行ってきました。
大きなボールプールや遊具、トランポリン等々、
色んな遊具がたくさんありました。また見守るお母さんたちのために
マッサージソファが格安で使えたりして、色んな気遣いのある遊びスペースでした。
参加もいつもより多い、1~5歳までの親子が8組でした。

小さな年齢の子どもは、思うがままに動くので、周囲にもお構いなしで、
お母さんが追いかたり、ストップをかけたり…というのはよくあります。
でも、そこは広いので走り回っても周囲に気遣うこともあまり必要ではなく、
お母さんたちもゆったり見守れます。
子どもたちのペースで楽しそうに遊べていて良かったです。

2ヶ月前に家庭に迎えたばかりの4歳のAちゃんも里母さんの参加。
普段は母子でみっちり過ごしていて、他の子どもにはあまり近づいていかないのですが、
5歳のBちゃんが遊びに誘ってくれて、子ども同士で走り回っていました。
里母さんもAちゃんから離れられ、他のお母さんたちと話すこともでき、
マッサージチェアーも満喫。
「あ~気持ちいい~ー」とお疲れを癒す心の声を発しておられました。

毎月外へ出るのは難しいですが、たまにこういう時間が持てるのはいいなぁと、
遠足に行く度に思うのでした。来年はどこに行くのだろう。

先週から、難波市民学習センターで行われている連続講座
「家族・親子・絆 ~養子縁組里親の場合~」。

19日(木)のテーマは、「私たちはこうして親子になった Part2」、
養子縁組をした子どもの立場から…ということで、
25歳になったTくんが話をしてくれます。
インタビュー形式でおこなわれ、聞き手はTくんの担当である私です。

準備のために、Tくんのケース記録を読み返しました。
生後1ヶ月で乳児院に入ったTくんは、
2歳8ヶ月のときに愛の手に掲載されて、
3歳で今の養親さんとの暮らしが始まりました。

小さいときから、年に数回、養父母さんとともに事務所に遊びに来てくれていました。
幼稚園の生活発表会には、協会職員4人で連れ立って、応援!?に行きました。
小学校低学年の頃は、毎年、夏のふれあいキャンプや運動会にも参加してくれていました。
中学入学前には、ルーツをたどる第一歩として、養母さんとTくんと一緒に、乳児院を訪ねました。
高3の秋には、やけにピリピリした空気を全身にまといながら、
「親を探したいねんけど!」と協会の事務所に、初めて一人で乗り込んできたこともありました。
専門学校を出て、今は自動車整備の仕事に励んでいます。
ファイルに綴じ込まれた写真を見ながら、
「大きくなったなあ…」としみじみ。
気持ちは、担当者というよりも、「親戚のおばちゃん」みたいな感じです。

「養子として育って、どうやった?」
…ということを、Tくんと、あらためて深く話したことはありません。
さてさて、どんな展開になるのやら…?と、ワクワクドキドキしています。
ここのところ、一気に秋の気配です。
東北地方の養親さんからは「朝はストーブ使ってます」とのお便りだったので
改めて日本は縦に長いなと思ってみたりしています。

AさんとB君の暮らしが始まって、1カ月半。
ようやく生活のペースが出てきたということで、
「ちょっと落ち着きました」とのこと。
それでも、2歳前のB君を中心に暮らしていると、
子どもに振り回される毎日です。

散歩に行こうと思っても、思ったほうに歩いてくれないので、
結局「明日にしよう」ということになったり、
線路のそばから電車を眺めるのが好きなので、見るのですが、
なかなか帰ろうとしないので、
「明日はもうちょっと早く出てきてみることにしよう」としたり。
スーパーにもすんなり入ってくれる時もあれば、
前で入るのを嫌がってごねている時も。
まだまだ気分屋なお年頃です。

里母さんは「お母さんは24時間営業じゃない!コンビニじゃないのに!」と
里父さんにストレスをぶつけておられるとのこと。
夫婦喧嘩も増えましたが、そうやって解消しながら
B君が笑顔でいられるように、
親子3人で毎日を乗り切ろうとしておられます。


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