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かていようご

Author:かていようご
(社)家庭養護促進協会 大阪事務所のワーカー日記です。


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2012/10/01からの訪問者


29日(月)に協会の年次総会が終わりました。
気温が25度を超え、本当に暑い日でしたが、神戸、大阪両事務所の会員さん、
関係機関等、80名を越える方々の参加があり、総会を無事に終えることができました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

その総会の前の週に、毎月開催のJBクラブを今月も開催しました。
このところ、参加者が少なめでしたが、1~4才の5人の子どもが参加してくれました。
家庭に迎えられたばかりの子どもが多く、参加していただくと、
職員も様子がとても分かります。
今回も1組以外は家庭に迎えられて半年も経っていない親子でした。

普段、子ども相手をずっとしていて、お父さん、お母さん達は
とても疲れておられるので、そこに来ている間、子ども相手を職員がして、
少し休憩してもらいたいなぁとも思っています。
それができる子どもとそうでない子どもがいますが、できるだけ子どもと遊べるように
声をかけたり、働きかけたりしています。

そんな中、今回は子どもにすごくウケた遊びがありました。

ヘビの形をしたビニール風船が協会にはあるのですが、
たまたまそれを足に巻きつけてみたがみがみが、
「うわぁ、かまれたよ~」と遊びながら言い出しました。
がみがみが大好きな2才のAちゃんが、そのヘビをはずしてくれたので、
「ありがとう!Aちゃん、助かったよぉ」とお礼を言うと、すごく嬉しそうでした。
子どもはおもしろいと思ったことを何度もしてもらいたいというところがありますが、
Aちゃんも例のごとく、嬉しくて「もっと~」となりました。
職員が入れ替わり、同じ遊びをしていると、
それを見ていた3才のBちゃんもやりたくなって、担当の私に求めてきました。
なので、私も精一杯演技をして、同じように「うわぁ~」とやると、
それがまたウケる・・・という展開に。
大人が精一杯やればやるほど子どもは喜んでくれるので、
関西人の私たちも頑張ってしまいます。
Bちゃんは人見知りがあるので、JBクラブに来ても、緊張感が高かったのですが、
今回は少し人に慣れたことと、この遊びのおかげもあって、
けっこうゲラゲラ笑ってくれていました。

その間、お父さん、お母さんから子どもは少し離れてくれていたので、
ほんの少しですが、休息になっていれば良いなぁと思います。

今月も通常業務をしながら、いくつかの行事がありましたが、
すべて無事に終えることができました。
明日から、早いものでもう6月です。

1歳のAちゃんとBさん夫妻との生活が始まりました。
家庭に迎えて早々に、体調を崩し、
咳が出たり、痰がからんで眠れず泣いていたAちゃん。
何もできない自分がもどかしく、
しんどそうにしているAちゃんを見ている方が辛かったというお母さん。

初めての小児科への通院は、近所の親戚に連れて行ってもらい、
とても親切に対応をしてくれる病院でホッとされたそうです。

Aちゃんとの関係づくりのため、生活していた施設に通い、
診察に同行したり、Aちゃんのお世話をしていましたが、
家庭生活が始まると、また新たなことばかりです。

周囲に協力してくれる方や理解をしてくれる機関があることは
とても安心でき、お母さんの負担が少しでも軽くなります。
里親制度や養子縁組への理解が広がるといいなと思います。

お父さんお母さんに看病され、元気になったAちゃんは、
よくご飯も食べるようになり、
仕事から帰ってきたお父さんに「おかえり~」というふうに寄っていき、
お母さんがくしゃみをすると遊びを中断してトントンをしにきてくれます。
咳をして苦しかった時に、お父さんお母さんがAちゃんをトントンして、
看病し、そばにいてくれたのでしょうね。
今度はお父さんお母さんが癒されているそうです。


東北地方に住む、小学1年生のA君が、
ゴールデンウィークに、お父さんお母さんと一緒に、
1歳まで暮らしていた乳児院を訪ねました。

当時のA君を知る保育士さんたちが、
大歓迎モードで、A君一家を迎えてくれました。
その熱烈歓迎っぷりに、最初はちょっと戸惑い気味だったA君。
しかし、「大阪のおばちゃんパワー!」はすごいです。
ぐいぐいと迫ります(笑)。

「A君、大きなって~!!」
「ちょっと、ハグさせてよ~っ!!」
…という感じ。

もじもじしていたA君も、
当時のアルバムを見せてもらったり、
赤ちゃんのお部屋を見せてもらったり、
大好きなピアノを披露してくれたりしているうちに、
少しずつリラックスしてきました。

大阪のいくつかの乳児院は、建て替えが決まっています。
A君の育った乳児院も、取り壊される予定になっています。
お父さんお母さんも、思い出の場所がなくなってしまうことが残念そう。
取り壊される前に…という、「里帰り」でした。

お父さんお母さんと出会う前に、
この場所で、この人たちに、
愛されて育っていたんだな…というのがA君に伝わっていたらいいな。



4月のワーカー日記でもがみがみとぺたぺたが触れていましたが
4月末には総会案内の発送作業でてんてこ舞いでした。
総会案内には会費請求の郵便振替用紙を同封しているため、
発送が終わったらすぐに、会費を振り込んでいただいた方の確認と
領収書を書く作業が始まります。
郵便振替用紙のコピーが入っている封筒は、この時期は分厚いものになっていて
多くの人に支えていただいているのを、その重さで実感します。

一人ずつの会員台帳を確認し、今年度の振り込みを記入していきます。
私が生きてきた年数よりも長い期間
会員として毎年会費を納入してくださっている方もいて
長い間支えてくださる気持ちをしっかりと受け止め
日々の活動をしていかないといけないな、と背筋の伸びる思いです。
また、今年度から新たに入会していただいた方は
末永いお付き合いになればいいな…と願っています。

協会の活動資金の半分近くは会費や寄付で賄われています。
頂いた大切なお金を無駄にしないよう、日々節約を心掛けています。

ごみ袋は飴売りの時に飴が入っていた袋を再利用する、とか
切手は郵便局で買うのではなく、チケット屋さんで値引きされている切手を使う、とか
節約精神はなかなかのものだと思っています。

はがきタイプの領収書を使っているので
切手代が62円に上がる6月までにどんどん出せるように
領収書書きにいそしもうと思います。
とはいえ、日々の業務の合間を見つけての作業になるので、
お待ちいただくかもしれませんが、どうぞご理解ください。
今年のゴールデンウィークは土日が休みならば5連休、長い人は9連休だったようです。
みなさんはいかがお過ごしだったでしょうか。

関係づくりのための施設実習中の里親さんは、
この休みを利用して外出や外泊をされていました。

5歳のAちゃんと里親さんの関係づくりは、4月後半に始まったばかり。
互いにまだ緊張したり、気を遣ったりしている時期です。
遊んでいてもAちゃんが、次はこれをやって、あれをやってと気配りしているようなので
先生の配慮で、ゴールデンウィーク中に、思い切っておでかけを試みたようです。
「映画なら2人ともぼーっと観れるのでは」ということで、
お母さんと2人で、「クレヨンしんちゃん」の映画をみることに。

慣れない土地で、混雑もあり、お母さんが道に迷いそうになるのを、
Aちゃんが「こっちじゃないよ」とリードしてくれて、無事到着。
映画を観て帰ってくるだけで精一杯だった、とのことですが、2人とも楽しめた様子です。
その後、2人で過ごす時間が増えて、少しずつ距離を縮めています。

やんちゃになったり、わがままが出たり、いろんな顔を見せることは、
まだまだこれからではありますが
抱っこやおんぶは随分要求するようになっています。
なんでもまずは自分でやりたがるところにも、穏やかに付き合ってくださっています。

親子の関係づくりも今はまだスタート地点で、手探りなこともたくさんありますが、
1年後のゴールデンウィークには、余裕をもって親子3人過ごせているはず。
これからが楽しみです。


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