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かていようご

Author:かていようご
(社)家庭養護促進協会 大阪事務所のワーカー日記です。


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2012/10/01からの訪問者


先日、がみがみが書いていましたが、4月最終週の協会事務所は町工場状態でした。
協会は公益社団法人なので、法人業務もけっこうあり、
事務と経理を担当する非常勤職員さんも来てもらっているのですが、
職員もかなりの量の事務を担っています。

毎年この時期は総会案内と会費請求の発送で追われています。
発送作業をしながらも面接やケースにまつわる外出、会議等々
日常業務も当然入ってくるので、あいている人が作業をするスタンスです。
たまたま、新人のうごうごと私にあまり予定が入っていなかったので、
連日発送作業をしていました。
会費に関してはかなり細かい分類があり、その分類ごとに入れる書類が異なっているため
かなり注意しながら作業をします。
単純作業をしているのに、ミスは許されないピリピリした空気もあって、
新人のうごうごにとってはしんどかったことと思います。
年に1回の作業なので、つかめるまではどうしても時間がかかります。
あと2,3回経験すれば、うごうごも自信を持って作業ができるでしょう。

そんな中、今週は担当した養親さんから近況報告等の連絡が2軒ありました。
子どもは既に中学生になっていて、このところはご無沙汰しているご家庭です。
健やかに今を満喫している子どもたちの様子を聞き、
発送作業でフラフラになっていた中、パワーをもらいました。
こういう一時は本当に嬉しいものです。

そしてなんとか、無事に約2000通の郵便物が木曜日に発送でき、
連休に入る前に発送をするという目標を達成できました。
私たちもホッとしてゴールデンウィークが迎えられます。

早ければ金曜日、土曜日に郵便物が到着していると思います。
会員の皆様、協会を支えてくださる皆様、ご確認をよろしくお願いします。



2カ月ほど前から小学2年生のAくんと出会いがあった週末里親さん。
はじめは「夫婦の間に子どもがいないので、楽しみもありますが、
どう関わっていいのか不安もあります」とおっしゃっていました。

初回の面会には週末里親さんだけでなく、施設職員や協会職員も加わるため、
大勢の大人に囲まれ注目される、子どもにとっては非日常の空間です。
Aくんも緊張し、週末里親さんと目を合わせることもできませんでした。
それでも「また来るね」と言った週末里親さんに対して、しっかり頷いていました。

2度目に会った時にはAくんのリクエストでゲームセンターへ。
移動中に緊張がほぐれてきたようで、たくさんおしゃべりできたとのこと。
大人二人の生活では関わることのなかった場所に行き、
「旦那も夢中になっていました」と里母さん。

そして先日、初めての外泊をしました。
普段里母さんが使っているベッドで寝たいと言ったため
ベッドをAくんに明け渡し、里母さんはその下に布団を敷いて寝ました。
そして夜中、ふと目の覚めた里母さんが隣を見るとAくんが。
Aくんはベッドから落ちたことも気づかず、ぐっすりと眠っていたようです。
里母さんはこっそりといつもの場所に戻りました。

朝ごはんに昨日の夕食の残り物を出したら手を付けず
「昨日は食べていたのに、なんでかなー」と不思議に思っていたそうです。
施設では食中毒防止のため、調理してから食べるまでの時間が決められており
残ったご飯を翌日に回すということはありません。
そのため施設で生活している子どもは残り物を食べるという経験がなく、
時間が経ったご飯は躊躇なく捨ててしまう…ということもあるのです。
もしかしたらAくんも、残り物を食べたことがなかったため不安だったのかもしれません。
「次からは食べても大丈夫だよってやんわりと伝えますね」と里母さんは言っていました。

これまでの生活が違うため、初めのうちはお互いに驚くこともあると思いますが
少しずつ回数を重ね、関係を深めていくうちに
Aくんも「家ってこんな感じなんだ」と実感し
週末里親さん宅でリラックスして過ごしてもらえれば、と思います。
春休みを利用して、A君が以前暮らしていた大阪の乳児院に顔を出すから、
ということで養母のBさんから連絡をいただいた。
せっかくなので、合流させていただくことにし、私も乳児院にお邪魔させていただいた。

数年ぶりに会うA君は、この春から小学1年生になる。
大人同士が実習の頃のことや、乳児院時代のA君の様子の話に盛り上がっていると、
以前のことを覚えているのかいないのか、あまり聞いていない様子でマイペースに
遊んでいたのにも、随分お兄ちゃんになったなあと感じられた。
子育てが始まった当初、いっぱいいっぱいに見えたお母さんも
すっかり余裕の様子で、穏やかにかかわっておられた。
残念ながらお父さんは来られていなかったが、3人で築いてきた
親子関係を十分に感じることができた。

母と子の写真を撮らせてもらうと、自然とA君はBさんにもたれ、甘える様子であり
その自然な甘えぶりに、「ああ、いいなー」と一人ほくそ笑んでいたのだった。

どんなに焦ってもできるものではない、時間が経過する中で
じわじわと築かれるものもあるなあと、A君とBさんに久々に会って感じることができた。
あと5年も経てば、また自立へ向けてそっけなくなるA君が想像できるが、
今はまだ十二分に甘えて大きくなってほしいなと思っている。

協会では、毎年5月下旬に年次総会をおこないます。
この時期は、なんとしてでも、ゴールデンウィークに入るまでに、
案内を発送しなくては!と、発送作業に追われる時期です。

案内文や返信用はがきを印刷する輪転機。
印刷された紙を三つ折りにする紙折り機。
どちらも、なかなかにぎやかな音がします。
電話の応対中や、来客中は邪魔にならないように機械を止めるのですが、
あまりに作業が滞ってしまうと、「すみません…(・_・;)」と思いながら、
機械を動かすことも…。
さすがに、面接中には使えないのですが…。

中にいると、作業をしているのがわかりますが、
事務所の外にも音はもれています。
それは、さながら町工場のよう。
ここの事務所、何を始めはったんかな…?となりそうです。

発送数は1500通ほど。
協会の活動をたくさんの方に支えていただいてるんだなあ…と
実感しています。

もう、4月は半分を過ぎてしまいましたが、
今年度も月5回の更新を続けていきます。
今月、これからどしどし更新されます(笑)
どうぞ、よろしくお願いします。

新年度を迎え、協会には
入園・入学の報告をたくさんいただいています。

協会では人事異動もなく、
新年度の始まりは、前年度の事業報告や精算に追われて、
消耗してしまいますが、
子どもたちの門出を報告してくださる写真や手紙から
エネルギーをもらっています。

他の職員の担当の子どもが中学生になったとか高校生になったという話を、
自分の担当の子はまだだな~と思って聞いていたのに、
もう、ちょっと前に小学校入学だと思っていた子たちが
「あ、あの子も、この子も、もう中学入学か~」となってます。
担当の子どもたちが、どんどん大きくなっていて
年月の経つのが早いなぁ~と感じています。

小学校の卒業写真と中学校の入学写真をくれたA君。
2歳で家庭に迎えられた当初の面影もありますが、
ちょっと大人っぽくなっていて、
「かわいい」のと「おっさんぽく(笑)なった」のが
入り交じっていて、嬉しかったです。

年相応に反抗的だったり、
お母さんには心配なところもあるようですが、
これからも3人でいろんなことを乗り越え、
楽しみ、過ごしていってほしいなと思います。

子どもたちの門出に、自分の気持ちも新たになりました。

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