最終の私は一日遅れると、
2月が毎日更新になってしまいますので、遅れずに更新します。
クリスマスに待ち望んでいたAちゃんとの初面会を迎えたBさん夫妻。
面会には、Aちゃんが好きなキャラクターのぬいぐるみをお土産に持っていきました。
Aちゃんは、ぬいぐるみを気に入ってくれ、小脇に抱えて離しませんでした。
が、
Bさん夫妻には、警戒心むきだしで、上目使いに夫妻を見ながら、
保育士さんの膝から降りず。
取材時から初めての人や場所に対して緊張が高いと言われ、
AちゃんがBさんたちに慣れるまでに時間がかかるのではと心配もしていました。
さらに、施設内で他の子どもにウイルス感染が確認されたことから
一日2回、30分の面会時間が実習時間でした。
それでも年末年始、Bさんはご夫妻で毎日Aちゃんに会いに通いました。
年明け、実習の様子をうかがいに施設へ行くと
Aちゃんは里母に抱かれていました。
里母の姿を見かけて一緒に遊ぶようになっていましたが、
前日から、里母に抱っこを求め、何をするにも抱っこされたまま。
抱っこされて、「あっち」「こっち」と指差し、里母を動かしているそうです。
里母に抱っこされていると里父とも一緒に遊ぶこともでき、
里父は他の子どもを抱っこしながら、Aちゃんとも一緒に遊びます。
急に「抱っこ」攻撃になり、里母は筋肉痛にみまわれていますが、
抱っこを求めてくれることが嬉しく、
Aちゃんのことがかわいくて仕方ありません。
短い時間でしたが毎日通い、
Aちゃんにとって「私のために来ている人」という意識を持ってもらったでしょうか。
ウイルス感染もおさまり、これから一緒に過ごす時間も長くなり、
さらに関係を深めていきます。