少し前の10月半ばに、協会主催の親子サロンの「JBクラブ」で、
天王寺動物園へ遠足に行ってきました。
2歳~5歳までの親子10組が参加してくれ、
快晴のなか、楽しく動物を見てまわりました。
今回の遠足は普段からJBクラブに参加してくれている、
2~3歳の子ども達中心でしたが、
このときが初参加の親子もいまいした。
この時が初参加の2歳のA君は、9月末から家庭で暮らしはじめたばかりです。
元気で歩き回るのが大好きなA君は、動物そっちのけでウロウロするので、
里母さんは終始追いかけっこ状態です。
5歳のBちゃんは、先月から新しいお父さん、お母さんができました。
里母さんは親子関係作りのため、東海地方から大阪に泊まり込み、
毎日Bちゃんが暮らしている施設に通っており、
外出の一環でBちゃんと里母さんが参加してくれたのでした。
小さい子のお世話をしたり、協会職員の手伝いは喜んでしますが、
お母さんに対してはプンとした態度をとっています。
2歳のCちゃんは家庭に迎えられて2ヵ月。家庭での暮らしは落ち着いてきましたが、
賢くて頑固なCちゃんはまだまだ試し行動真っ最中です。
遠足の時は機嫌よく遊べていたのですが、些細なことをきっかけに大泣きし、
里母さんを困らせることもありました。
普段参加してくれている親子は、ほとんどが家庭に迎えられて2年近く経過しており、
親子としても安定されています。
それに比べると参加したばかりの親子は、まだ落ち着かないものです。
慣れたお母さん達は、参加したばかりの親子に対してもウェルカムで、
初参加の親子がまだ家庭に迎えられたばかりと聞くと、
何も言わず了解してくれます。
子どもがごねたり、大泣きしたり、落ち着かなかったりしても、
おおらかに見守ってくれ、「そんなん、あるある~」「落ち着いてきたのは最近よ~」
「大丈夫よ~」と言って、そのお母さんを励ましてくれています。
経験されてこられたからこそ、はじまったばかりの親子を受け止めてくれていて、
心強いなぁと思いました。
迎えたばかりの親子にとっても、気兼ねなく参加できるJBクラブであれたらないいなぁと
改めて思う機会になりました。