17~19日でふれあいキャンプが終わりました。
恒例の?キャンプ報告です。
今年は山のキャンプ、とはいっても、
メインは「ごはんつくり」だったのではないかと思っています。
「紀泉わいわい村」って、いっかい行ってみたいねえ~」と
初めてお世話になった、わいわい村。
昔(70~80年前・昭和初期でしょうか)の生活が体験できるということで
茅葺屋根に、かまど(へっついさん)、いろり、五右衛門風呂と、なかなかの設備です。
下見で、「おお!(テレビで)見たことある!」と思いましたが
使い方はわかりません。
「自炊できるだろうか・・・」という懸念が頭をかすめましたが、
「わたしたちには、YMCAの職員さんやリーダーがついている。
火もつけてくれるし、教えてもらえるに違いない」と思い直して、
楽しみに当日を迎えました。
野外炊飯場にはピザ窯もあり、
子どもたちがピザを楽しみにしているという声も届いてきていたので
それもやろうということになりました。
その結果、朝ごはん2回、昼ごはん1回、夕ごはん2回を作りました。
水は水道から出てくるので、水汲みの必要はありませんが
火はマッチ→紙→マキとうつしていかねばなりません。
一度、見よう見まねで、協会職員だけで火つけに挑戦してみましたが、
マッチ売りの少女なみにマッチを擦っても火は点かず・・・断念。
ごはんは無洗米でしたが、水加減もわからず、リーダーさんにおまかせ。
「ちょっと水足りなかったかな」とリーダーさんが、
途中、ひしゃくでがんがん水を足していましたが、見事に復元。
カレーや豚汁、サラダ、とうもろこし、ホットドックなどの、
切ったり、皮をむいたり、はさんだり、できることはやらせてもらおうと思いましたが
火の大事さを、つくづく思い知ったのでした。
子どもたちも、野菜を切り続けたり(男女それぞれ10数人分)、お皿に盛ったり、並べたり、
かまどの火をうちわであおいだり、吹いたり、七輪の見張りをしたり、
すすで真っ黒になった鍋を洗ったり、皿を洗ったり、とよく動いてくれました。
見事に服や顔が黒くなったり、汗かいたり、
ご飯を作って食べる手間を感じたりしていたのではないかと思います。
集団で食べるからか、もりもり食べて、少々食べ過ぎの子どももいたようですが、
どれもおいしくできました。
スタッフ同士では、いい体験しましたね~と言いながら、来年は海のキャンプだし
自炊するにしても、1回にしましょ、と言い合っています・・・。