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かていようご

Author:かていようご
(社)家庭養護促進協会 大阪事務所のワーカー日記です。


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2012/10/01からの訪問者


ふれあいキャンプ報告第4弾です。

今年は山のキャンプで、海のキャンプ程、ガッツリ泳ぐということはありませんでした。
暑さをしのぐためには多少水浴びも必要かと思っていたところ、
キャンプ場の紀泉わいわい村には川があるということでした。
これは、プログラムに『川遊び』を入れるしかないわ~と職員で話していました。
しかし、下見に行った職員からは、「ほんまにちょっとした川で、
雨が全く降らないと水が干上がるぐらいやで」とのことで、
川遊びで時間が持つのだろうかと少々不安でした。

キャンプ前日から当日にかけて雨が降っていたので、
川が干上がる心配はないなぁと思いつつ、
果たしてどれぐらい遊べるものなのだろうかと思っていました。

キャンプ場に着き、見たところによると、川の水位は膝下ぐらい。
川遊びが出来る場所もそんなに広くはなく、30人弱の集団で遊ぶのは
じゃれあう程度かなという感じでした。
キャンプ場に着いて、昼食を摂った後、準備をして、川へ。
子どもたちは一斉に川に入りに行き、「つめたーい」と言いつつ嬉しそう。
リーダー達が子どもに水をかけ出すと、子ども達は「キャーキャー」と大喜び。
初日でなんとなく緊張していた子ども達も、徐々にほぐれていきました。
夕方までのスケジュールもゆるやかに組んでいたので、
あまり時間を決めずに遊んでいたのですが、気づけば1時間近く経っていました。
透き通っていた水も子ども達がザバザバやるので、あっという間に濁っていきましたが、
そんなことはおかまいなく楽しそうに遊んでいました。
YMCAの職員さんも「こんな小さな川で1時間も遊べるとは」と苦笑いされていました。

他の子ども達のことは分かりませんが、
ふれあいキャンプに参加する子ども達は本当に無邪気で、
ちょっとのことでもけっこう遊べるなぁといつも感心します。
海のキャンプのように、カヤックやカヌーに乗る等の
きっちりとしたプログラムではなかったのですが、
こんな遊びでも子ども達にとっては楽しいプログラムなのだなと思いました。

今年も、大きなけがもなく、元気にキャンプの3日間を過ごすことができました。
子ども達の一夏の思い出の一つになったかなぁ。


ふれあいキャンプ報告第3弾です。

ふれあいキャンプの恒例のプログラムといえば、キャンプファイヤー、そして、スタンツ。
子どもたちは”よせあつめ”の縦割りグループなので、
キャンプで顔を合わせて、はじめてスタンツの内容を考え、
すきまの時間に準備をし、発表をするのです。

なぞなぞあり、かわいいダンスあり、ゲームあり、メンバーにまつわるクイズあり…
で、毎年のことながら、少ない準備時間ですごいな~♪と思います。

我々スタッフは、子ども達と違い、事前の準備ができるので、
「オトナの本気見せたるで~!!」とばかりに、
毎年、念入りに(!?)準備をして、本番に臨みます。
ここ数年は、『ふれあい楽団』。

去年は、ピアニカ四重奏で『ありのままで』を演奏しました。
今年は、思いつきで(笑)、はじめて『ウクレレ』に挑戦!
ネットで安価で買えたので、赤・青・黄・オレンジの4色のウクレレを揃えました。
が、誰も、本気でギターやウクレレをいじったことのある人はおらず、四苦八苦。
ほんとは、ハワイアン♪な曲をやりたかったのですが、
とうてい、そこまではたどりつかなかったので、
『ふれあいキャンプのうた』をメロディー2人、コード2人の共同作業で演奏することに。
これ、キャンプ中に何度も子どもたちと歌うのですが、
『すいかの名産地』の替え歌です。

出てくるコードは3つだけ…という簡単な曲だったので、
毎年、ふれあい楽団の練習では、
「できないものは、できないんですっ!!」とキレ気味になる、ぺたぺたも、
ご機嫌よく練習に励むことができました。

今年は、わさわさも参加することになったので、
「フラダンスでも踊ってくれる~?」と、かる~く頼んでみたら、
思いの外、真剣に取り組んでくれて、びっくり。
YouTubeで動画を見たり、本屋さんで入門書を立ち読みしたり…。
ステップについて、我々に連日、熱く語り始めたりして、
「テキトーでいいんですけど~」と思っていたのですが、
とても、そんなことが口に出せる雰囲気ではありませんでした(^-^;;)

そして、当日。
それなりに、それっぽく、楽しく演奏&踊れました。
やさしいやさしい子どもたちは、アンコールまでしてくれたのですが、
「持ち曲」はこの1曲だけ。もう1回、聞いてもらいました。

なかなか楽しかったので、JBクラブのクリスマス会では、
クリスマスメドレーでもやりたいなあ~…と、壮大な計画をつぶやいてみたり。
ふれあいキャンプ報告第2弾です。

自然に触れる3日間の生活。
自然の草花をつかって「たたき染め」をしました。
「たたき染め」は、草木を布に挟み、布の上からたたいて、
草木の汁(?)を布にうつします。
布は、YMCAの方が染みこみやすいように豆乳に浸し、
乾かしておいてくださいました。

子どもも大人もそれぞれが、
葉っぱや花、大きいもの小さいもの、思い思いに採集しました。
区さ花を布に挟んだものをバインダーに挟み固定し、かなづちで叩きます。
「葉っぱの色が出てきた!」
「にじんじゃった~」
「あ、叩いているうちにズレた」など、など。
白い布にじんわりと葉っぱや花の色が染みこんでいきます。
葉脈まできれいに出ると、ちょっと感動です。
きれいにうつすためには、しっかり叩いて布に染みこませます。
あちこちで、カンカン!ガンガン!と賑やかでした。
かなづちで思いっきり叩く作業は、ストレス発散!にもなって、楽しいかったです。
子どもたちは本当に集中して、一生懸命つくっていましたが、
大人たちも本気で(笑)、草花の配置を考え、必死で叩いていました。

葉っぱの緑や茎の茶色だけでなく、赤や黄、青など花の色が入ると
また少し華やかな雰囲気になります。
顔の模様にしたり、
さまざまな形の葉っぱを一列に並べてまるで葉っぱ辞典のようだったり、
それぞれの個性も出て、世界にただ一枚の自分だけの染め物ができました。

きっと、お家に帰っても、
この染めを見るとキャンプの思い出もよみがえることでしょう。
17~19日でふれあいキャンプが終わりました。
恒例の?キャンプ報告です。

今年は山のキャンプ、とはいっても、
メインは「ごはんつくり」だったのではないかと思っています。

「紀泉わいわい村」って、いっかい行ってみたいねえ~」と
初めてお世話になった、わいわい村。
昔(70~80年前・昭和初期でしょうか)の生活が体験できるということで
茅葺屋根に、かまど(へっついさん)、いろり、五右衛門風呂と、なかなかの設備です。
下見で、「おお!(テレビで)見たことある!」と思いましたが
使い方はわかりません。
「自炊できるだろうか・・・」という懸念が頭をかすめましたが、
「わたしたちには、YMCAの職員さんやリーダーがついている。
火もつけてくれるし、教えてもらえるに違いない」と思い直して、
楽しみに当日を迎えました。

野外炊飯場にはピザ窯もあり、
子どもたちがピザを楽しみにしているという声も届いてきていたので
それもやろうということになりました。

その結果、朝ごはん2回、昼ごはん1回、夕ごはん2回を作りました。
水は水道から出てくるので、水汲みの必要はありませんが
火はマッチ→紙→マキとうつしていかねばなりません。
一度、見よう見まねで、協会職員だけで火つけに挑戦してみましたが、
マッチ売りの少女なみにマッチを擦っても火は点かず・・・断念。

ごはんは無洗米でしたが、水加減もわからず、リーダーさんにおまかせ。
「ちょっと水足りなかったかな」とリーダーさんが、
途中、ひしゃくでがんがん水を足していましたが、見事に復元。

カレーや豚汁、サラダ、とうもろこし、ホットドックなどの、
切ったり、皮をむいたり、はさんだり、できることはやらせてもらおうと思いましたが
火の大事さを、つくづく思い知ったのでした。

子どもたちも、野菜を切り続けたり(男女それぞれ10数人分)、お皿に盛ったり、並べたり、
かまどの火をうちわであおいだり、吹いたり、七輪の見張りをしたり、
すすで真っ黒になった鍋を洗ったり、皿を洗ったり、とよく動いてくれました。
見事に服や顔が黒くなったり、汗かいたり、
ご飯を作って食べる手間を感じたりしていたのではないかと思います。
集団で食べるからか、もりもり食べて、少々食べ過ぎの子どももいたようですが、
どれもおいしくできました。

スタッフ同士では、いい体験しましたね~と言いながら、来年は海のキャンプだし
自炊するにしても、1回にしましょ、と言い合っています・・・。

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