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かていようご

Author:かていようご
(社)家庭養護促進協会 大阪事務所のワーカー日記です。


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2012/10/01からの訪問者


協会には、通称「かていようご号」という
女性があまり乗りそうもない軽貨物自動車があります。
大阪市内は駐車スペースの問題があり、本業の仕事で使う機会は多くなく、
普段は近所の郵便局の本局に機関紙「あたらしいふれあい」を発送しに行ったり、
行事の備品を買いに買い物に行ったりするぐらいです。
すごい力を発揮するのは今宮戎神社での福飴売りや、運動会の時で、
後部座席のシートを倒し、車パンパンに荷物を積んで走ったりもします。

一応、協会職員の入社条件の一つとして、
運転免許を持っていることというのがあるのですが、
なかなか皆が運転が得意という訳にはいきません。
郵便の発送は交代ですが、それ以外のことでは、一番運転上手なずしずしが、
何も予定がなければ快く色々な場面での運転をしてくれます。
ずしずしにまかせればたいていはなんとかなるのですが、
ずしずしがいないと、誰かが運転しなければなりません。
こだわりの強いがみがみは自家用車しか運転しないと言い、
まじまじと私は運転が得意ではありませんが、致し方なく運転しているという状況です。

4,5月は忙しくて、郵便物を郵便局に取りに来てもらっていましたが、
先日久しぶりに郵便物の発送のため運転しました。
私は軽く焦りながらの運転、駐車でしたが、
横に乗ったマイペースながみがみは、飄々として涼しい顔をしていました。
そういう感じなので、「まあなんとかなるか~」と私も思ってしまい、
無事に業務完了しました。

人の少ない職場なので、里親子のマッチングの仕事以外にも
協会には色々やることがありますが、それぞれの力を出し合って
なんとかやっている今日この頃です。
月イチ開催の里親子サロン JBクラブ。

今年度は1~3歳さん中心の6~7組くらいのメンバーで、
小ぢんまりと、まったり、のんびり過ごしています。

JBに参加し始めたばかりの頃は、お母さんからまったく離れられない子どもたちも、
回数を重ねるごとに、離れて遊べるようになっていくのですが、
そうすると、お母さん同士も、ちょっとゆっくり話ができるようになります。

それぞれに、地域の中でも、他の親子さんとも交わっておられても、
「これから知り合っていくママ友さんたちに、子どもが養子であることを話をするか」
「子どもが周囲に養子であることを言ってまわったらどうしようか」
…などなど、「同じ立場」で話ができるJBは、また特別のよう。
「うちの子だけ?」って気になることも、他のお母さんとも共感できたり、
養子縁組の手つづきなどについても、先輩養親さんからのアドバイスをもらえたり、
ときどき、協会職員も口をはさんだり…。
もちろん、話題は、そんな「悩み相談」ばかりではなく、
「親ばか競争」みたいになることも。

和やかな時間を過ごし、
「元気をもらえました~♪」と帰っていかれます。

JBクラブは、協会経由で子どもを迎えた方だけでなく、
児相経由、民間団体経由の方も、どなたでも参加OKです。
関心のある方は、ご連絡くださいね~。
6月の養親講座が終了しました。
年3回開催していますが、その都度、「今回も、ああ終わったなあ」と思います。
参加されたみなさん、大変お疲れさまでした。

3週予定を空けて通うだけでも、なかなか大変かと思いますし、
行きかえりも含め、ご夫婦で話し合う機会も増えるでしょうし、
集中して「これからの子育て」について考えておられるだろうと思います。

子育てを始めるかどうか、どんなふうにやっていくのか、というのは
ご夫婦にとって、とても大きな決断ですので、
とことん悩んで話し合っていただきたいと思います。
夫婦の温度差や意見のずれも、子育てが始まってしまうと、
「話しあう時間さえない!」ということになるので、
子育て中の夫婦の結束のためにも、
今、十分に揉めておいていただきたいなと思っています。

愛の手の子どもたち一人ひとりに、新しいお父さんお母さんが見つかるよう、
新しい出会いを待っています。

平日毎日更新の5月が無事に終わり、
ちょっと気が抜けてしまい、気がつけばもう6月も半ばです。
今月は、通常の月4回更新です。

で、今月は養親講座の開催月でもあります。
職員は、それぞれの開催ごとに担当が変わっています。
全体を担当し案内の発送や当日の司会をする人、グループワークのファシリテーター、
体験談のインタビュアー、手続きの流れを説明する人、といったぐあいです。

今回、私はインタビュアー。
体験をお話してくださったのは、5歳半のA君を迎え、約2年が経ったBさん夫妻。
話すにあたって、A君を迎えて2、3か月ほど経った時に
毎日の様子や気持ちが書いた紙が見つかったので、と読んでくれました。
そこには、
朝ご飯を食べると延々とDVDを繰り返し見て、遊んで、
昼ご飯を食べて、またテレビを見たり、お母さんと戦いごっこをしたり、
夕食を食べたら、お風呂に入って、また遊んで、ようやく寝かしつけ、
暴言や暴力があるかと思いきや、
猫のように四つ這いになってお母さんの足にまとわりついたりしていました。
3日間家から一歩も出ないこともあり、来る日も来る日もこの繰り返し。
日にちも曜日も時間もわからなくなり、
ひたすらしんどい毎日を過ごしていたことをつづっておられました。
外に出てくれるようになったら、少しマシになったそうで、散歩が日課に加わりました。
4か月経った頃からは書いておらず、
その頃には、そんなにしんどくなくなったのかな、と話しておられました。

振り返ると、当時は、しんどくて「子どもがかわいくない」と思ったこともありましたが、
今は、「私たちにとって、大切なA君」とおっしゃるBさん夫妻。
A君の甘えたい欲求に応えてくれ、怒りや不安、いろんな気持ちを受け止めてくれ、
関係を築いていかれました。

久しぶりに会ったA君は、背も伸び、よく日焼けをし、元気いっぱい。
以前は、不安や緊張が高く、人前に出ることなんて、想像できませんでしたが、
最後は皆に挨拶をしてくれました。
お父さんお母さんに受け止められ、自信をつけているのだなと嬉しくなり、
私が少しうるっとしてしまいました。

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