1歳10ヵ月のK子ちゃんと親子になるべく、乳児院に実習に通っていたAさん。
先週の土日は、初めてのお泊りでした。
"泣き声"の大きさでは、乳児院で一、二を争うというK子ちゃん。
お泊りでは一体どうなることやら…と、里親さんも施設の職員さんも
みんな心配していました。
里父さんは、念のために、事前にマンションの管理会社に連絡を入れていたほど。
しかし、実際に大泣きしたのは、
一泊二日のお泊りを終えて、「そろそろ乳児院に帰ろうか」と言ったときだけだったとか。
里母さんは、思わず「もらい泣き」をしてしまったそうです。
「もっと大変かと思ってたけど、意外に大丈夫でした~」と
元気そうな里母さんでしたが、お泊りの様子をきくと、
K子ちゃんが起きているときのほとんどは「抱っこ」だったそうです。
里母さんがトイレに行くときには、里父さんが代わって抱っこ。
「足がコンニャクみたいになってました~!」と、里母さんは笑っておられましたが、
いやはや、ずっと抱っこは大変だったろうなあ~と思います。
ごはんも、乳児院では自分でスプーンをもって、
大きなお口でパクパク食べられるのに、
ずっと里母さんの膝に抱かれて、「おちょぼ口」に、一口一口運んでもらっていたそう。
K子ちゃんも、お父さんお母さんも、少しは「おうちの生活」がイメージできたかな。
いよいよ、今週末から、委託前提の長期外泊が始まります。
今年のゴールデンウィークは、濃~~~~~い毎日になりそうです。