ざつざつ、ちょびちょび、と続きましたので、
何としようかなと思いましたが、片づけの結果はまた後日書くことにして
(私もちょびちょびやっていますが、なかなか片づきそうにないので)
まったく違うことを書きます。
3歳のA君。
初回面会の前の日、乳児院のB先生から
「あした、A君におとうさんとおかあさんがきてくれるよ」と伝えられました。
A君は神妙な顔をして聞き、
B先生が「おとうさん、おかあさんのこと待ってた?」と言うと、
「・・・うん・・・ちょっとだけまってた」と答え、
その後、みんなのところへ戻ると
「Aくんのおとうさん、おかあさん!!イエーイ!!」と叫んでいたそうです。
面会当日、A君とB先生が2人で遊んでいる部屋へ、夫妻と児童相談所の職員さん、
乳児院の里親対応の先生、私が入っていきました。
A君はB先生の膝の上に座り、伏し目がちにしていました。
夫妻が声をかけ、遊ぼうとしても声も出さず、でした。
ただ、見られてない時にチラ見して、徐々にほぐれていきました。
最後には少しはにかんだ笑顔が見られたものの、この日は、
A君の普段のやんちゃっぷりは全くみられませんでした。
翌日からは、みんなの中に入っての実習です。
早速、他の子どもにお母さんが取られそうになると怒り、
奪われないよう、立って抱っこしてくれるように求めました。
その数日後、別室でお母さんと2人きりになると、独り占めできるので、
さほど抱っこも求めず、楽しく遊んでいるそうです。
「3歳を過ぎているし、お父さんお母さんを待っていたんだねえ」と
B先生も我々も話し合っています。
おうちへ行くことがどれほどイメージできているかわかりませんが、
A君の中でお父さんお母さんを待つ気持ちは強く、実習はスムーズに進んでいます。
おうちへ迎えられる日も近づいています。