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かていようご

Author:かていようご
(社)家庭養護促進協会 大阪事務所のワーカー日記です。


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2012/10/01からの訪問者


5月27日に無事に総会が終わりました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

総会が終わり、50周年に向けて「いよいよ動きださなくっちゃ!」
という感じなのですが、まだまだ手探り状態です。
また、総会が終わるまで決められていなかった、
年間の行事の役割分担についても話し合い、
「係決め」を行いました。

養親講座や里親研修、JBクラブなど、
協会のある建物内の会議室を借りてする行事については、
会議室を確保できるかどうかがはっきりしないと、日程が確定しません。
同じ日程を希望する団体が重なる時は、抽選となるため、
会議室をちゃんと確保できるかどうか、毎回ドキドキさせられています。

そして、これまでは会議室の使用を2ヵ月前に申し込むシステムだったのが、
6月から6ヵ月前からの申し込みに変更されることが、急に決まりました。
つまり、5月までは7月分までしか申し込めなかったのが、
6月からは12月分から申し込めるようになるのです。
「8~11月の4ヵ月分はどうなるの?」というと、
「6月2日(月)の朝に、いつどの部屋に申し込むか希望を出して」と、
わずか数日前に、本当にいきなり通達されてビックリ!
係決めとともに、どの日にどの会議室を申し込むかも慌てて話し合い、
希望日の一覧を作る作業をしました。

会議室は1~7まであるのですが、第1希望が通らなかった時のために、
第2希望以下も挙げられるだけ書いて、何とかどこかは確保したいところですが、
これも希望が重なれば抽選になるため、どうなりますことやら…。
協会の行事が円滑に進められるよう、自分たちの強運を祈るのみです。

がみがみに誘ってもらい、お芝居を観にいってきました。
本当にひさしぶり(たぶん6年ぶりくらい)のことで、
おしりがソワソワするのではないかと思いましたが、
喜劇だったこともあり、笑い続けてスカーッとして、いい時間となりました。

時間がないわけではないのですが、やはり優先は子どもになってしまうので、
コンサートは「親子で楽しむコンサート」、
映画でさえも「プリキュア」や「ドラえもん」やらで、
大人限定の催しからは遠ざかってしまっていました。

3月末にまもなく6歳になるというAちゃんを家庭に迎えた夫妻。
もともと夫婦それぞれの趣味を楽しんでおられましたが、
それも面会、実習に入る段階で、一旦休止。
9時から20時まで外にいる、出好きのAちゃんに付き合うことに、毎日一生懸命です。
平日はお母さん、休日はお父さん、その間にお母さんはたまった家事を片付けつつと
役割分担しながら進んでこられました。
4月は本当に気の毒になるくらい、大変な日々でしたが、寝込まず、がんばってくださいました。
そして待ちに待ったゴールデンウィーク。
4日連続休みなので、夫婦で交代しながら、ようやくお母さんは1日趣味のゴルフに行くことができました。
ある程度大きな年齢の子どもで、お母さんと離れることができるからこそ、できることではあるのですが
いい息抜きになったそうです。

ご夫婦の協力で、それぞれに充電しながら、また子育てにがんばってもらえるので
時々の息抜きも大事だな、と思っています。
5歳のたろう君は、家庭に迎えられて約2カ月。

迎えられてから、ご飯の代わりにお菓子しか食べなかったり、
お母さんに暴言を吐いたり、叩いたり、といろいろとしています。
「たろうと親子になるために…」とお母さんは頑張っておられます。
それでも、2カ月近くを経て、
「最初の頃は、スイッチが入って泣き出したら2時間くらいは泣き叫んでいたのですが、
最近は40分くらいでおさまるようになってきました」
「最近は、叩かずに、甘えてくるようにもなっているんです」
と、報告してくださり、少しずつ変化も感じています。

最近のたろう君のブームは、お父さんの名前で歌うこと。
「い~♪ち~♪ろう~♪」
「い♪ち♪ろ~う~♪」など様々な節回しで歌っているそうです。
さらに、
「おとうさんは、いちろう。おかあさんは、はなこ。ぼくは?」と
何度もお母さんにたずね
「こどものたろうだよ」と応えてもらうのを喜んでいます。

家庭に迎えられ、近所や周りから「親子」として関わられることで
お父さん、お母さん、ぼくのつながりを感じているのだろうなと思い、
嬉しくなりました。

これから、どんどん、たろう君親子の関係は深まっていきます。

※名前は全て、仮名です※
東北地方に住む小学3年生のAちゃん宅から、
ゴールデンウィークの頃に、毎年山で採れたタケノコが届きます。
いつもゴールデンウィーク頃に家族総出で山に行き、タケノコを掘っておられるようで、
協会にも春の恵みをお裾分けしてくださっています。
その時には、いつも、掘ったタケノコの前で、
「タケノコを掘ったよ!」という声が聞こえそうなぐらいの、
満面の笑みで写ったAちゃんの写真も同封してくださるのも楽しみの一つです。

また、Aちゃんが、私をはじめ協会職員にあてた絵も同封してくれています。
はじめ送ってくれた時は、顔かな?と思えるような感じだったのが、
一年経ち、しっかりと人の絵になり、文字が添えられ・・・と年々進歩していきます。
小学3年生の今年は、便せんびっしりに書いたお手紙と絵でした。
そのお手紙を「大きくなったねぇ」と読むのも嬉しいものです。

1歳代で養父母宅へ迎えられ、その後、養子縁組が済んでからは、
遠方のため、どうしてもお会いする機会がありません。
しかし、こうして、1年に1回、Aちゃんの成長を知らせていただけるのは、
担当者としてもとてもありがたいなぁと思っています。
1年、1年、成長し、ますますかわいらしく、お姉さんになっているAちゃん。
その成長を影ながら祈っています。


5月5日のこどもの日、大阪事務所の愛の手運動は50周年を迎えました。
9月末に記念行事を予定しているので、そのうち、準備に追われることになるのですが、
とりあえず、今は毎日コツコツと日々の仕事を積み重ねています。

50年の歴史があるということは、それなりに「モノ」も残っていきます。
事務所のケース庫には、これまで協会が親子むすびをした里親子、養親子のケースがぎっしり。
行事の備品や協会が発行している書籍の在庫などなどは、
会館地下の小さなスペースを倉庫として使わせてもらっているのと、
駐車場の片隅に、物置を置かせてもらって、ぎゅうぎゅうと詰めています。
その物置、避難経路の邪魔をしているというので、撤去が決まりました。

さあ、大変!
どう整理したらいいものやら…と困っていたのですが、
「ここなら、なんとか…」と、もうひとつ、会館内のスペースを使わせてもらえることになりました。
で、これを機に、倉庫と物置の中身をきちんと見直すことに。

今日は、まずは地下倉庫から。
だいたい、どこに何があるかは把握しているとはいえ、
ドアを開けると、段ボールが山積みになっていて、
なかなか目的のものにたどり着けないことも…。
一旦、全部、荷物を外に出して、整理を始めました。
「いつか使うかも」ととっておいた空き段ボール箱は半分くらい処分。
「模造紙入れ」として使っていた箱の中身をチェックすると、
「もう絶対使わない」という、以前の催し物の掲示物がたくさん出てきました。
「ここまでとっておかなくてもいいんじゃない?」という「裏紙」的なものも。

貧乏性…というか、本当に貧乏なもので、
ついつい、「これは使える」とためておく習慣があるのですが、
その結果がこれ……です。

物置をカラにするタイムリミットは今週中。
「おかたづけ王子」みたいな人が出現しないかなー。

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