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かていようご

Author:かていようご
(社)家庭養護促進協会 大阪事務所のワーカー日記です。


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2012/10/01からの訪問者


養親子の交流の場として毎月開催しているJBクラブ。
先日、今月のJBクラブを開催しました。

平日開催なので、参加してくれる親子は
幼稚園入園前の子どもとお母さんがほとんどです。
4月から幼稚園に行き始めた子どもたちが何人か減ったので、
このところは小さな子どもが多くなっています。

今月は0歳から4歳までの子どもが10組ほど遊びに来てくれました。
JBクラブでは、危ないこと以外は、
できるだけ制限なく自由に遊べる場にできたらいいなと思っています。
走り回っても、黙々とオモチャで遊んでも、ボール遊びをしても。
お母さんたちも子どもを遊ばせながら、自由におしゃべりしてもらっています。

先日は一人の子どもが走り出し、それを追いかけるようにもう一人も。
そうすると他の子どもも走り出す・・・ということが。
何が楽しいのか、キャッキャッ言いながら数人の子どもがグルグルと走るという、
楽しい光景が見られました。
子どもたちが楽しそうに走り回っている・・・という姿は、
JBクラブのおなじみの光景なのですが、
ここしばらくは、子どもの年齢が小さく、
走り回るというよりは、まったりした時間が流れていました。

それが久しぶりに、子どもたちがキャッキャッと走り回る姿を見られて、
「やっとJBらしくなってきましたねぇ」と、ずしずしと喜んでいました。

子ども一人一人がちょっとずつ成長し、また顔なじみになって、
ちょっとずつ一緒に遊べるようになってきました。
こういうちょっとの成長や変化を見られるのが、
毎月JBクラブを開催している醍醐味だなぁと思います。

来月はどんなことをしてくれるんだろう?
今からとても楽しみです。

愛の手の子どもたちへの申込みがあると、何度か面接を繰り返しながら、
どの方がその子どもにとって、一番適当なお父さんお母さんかということを検討していく。

申込みの方全部に家庭訪問調査をする余裕はないので、
検討の結果、第一候補と決めたご家庭に家庭訪問調査に行くことにしている。

面接場面では緊張がなかなかとれない方も、家ではリラックスして話されることも多い。
じっくりお話を伺うことで、それまでうけていた印象や予測していたものとは
違う一面をみることができたり、収穫は大きい。
家庭訪問調査なしに、決めることは到底無理だなと思っている。

これから子どもが育つ環境であり、そこでどう子育てが展開されていくのか
ご夫婦とともに予測していくことになるが、
今後、子育ての上で確実に出てくる悩みや不安を出してもらうための
信頼関係をつくる場だとも思う。

申込みの方にとっては、評価を気にされるのは、仕方ないことなのかもしれないが
面接や家庭訪問調査でいろんな話を聞くしか、私たちには決める手立てがない。
どんな方かわからないままでは、やはり前には進めない。
普段、無口な方もおおいに本音を語っていただきたいし、
「ええかっこ」ではなく、いろんな部分を見せてもらえたらと思っている。

とにかく6,7時間ほど(8時間ほどになることもあるが)かかるので、
終われば申込みの方もこちらも、頭も口もクタクタである。
それでも、「あれもこれも聞けてない・・」と落ち込みつつ
悶々としながら帰ることも多い。

全国各地に行くので、車中の一人の時間を楽しみつつ、
委託後のフォローのための家庭訪問にも、
また来れるといいなあ、などと考えているのである。


5月の終わりに、北関東地方の養親さんに迎えられた
Aくんの家を訪問してきました。

訪問の3日前に1歳の誕生日をむかえたAくん。
その1週間ほど前に、お母さんに様子伺いの電話をしたところ、
「ほんとによく動くようになって~。
ソファにもよじ登れるようになったんですが、おり方がわからなくて、
頭から落ちそうで危なっかしくて~」とおっしゃっていたのですが、
訪問のときには、『足からおりる』技をマスターしていました。

「2,3歩、ひとり歩きができるようになりました」というのも、
訪問日には、初の「6歩」を披露♪

その後、「階段ものぼれるんですよ~」と2階へ。
四つ這いで、ずんずん上にのぼって、
時々、下の方を振り返っては、『どや顔』を見せてくれました。

コレがほしいっ!と思ったら、ぐいっと引き寄せる力はなかなか強く、
「はなすもんか!」と、大きな声を出して、”自己主張”。

愛の手の取材のときには、おっとり穏やかな性格で、
ミルクがほしい時と寝る時以外は本当に静か、
『集団の中では消されてしまうタイプ』と言われていたAくん。

なんのなんの。なかなかの存在感を発揮しておりました。
先日、2歳9カ月のAちゃんの養母さんから、
養子縁組が無事に成立し、入籍しましたという
報告のお電話がありました。

昨年のGW前に初めての面会をして、お家に迎えてもうすぐ1年。
「ようやくここまできた喜びと、改めて親としての責任の重さを
感じています」と話されていました。

お家に迎えた当初は、Aちゃんのイヤイヤと夜泣きが大変で、
養母さんもイライラと疲れがたまって、やせていかれました。
だんだん言葉でやりとりができるようになってくると、だいぶ楽になったと話され、
赤ちゃん返りも出始めて、Aちゃんの表情も柔らかくなっていきました。
今では「この子のいない生活なんて考えられません」と、
Aちゃんの存在がかけがえのないものになっています。

養母さんによると、最近のAちゃんは「3人で」と言うのがお気に入りで、
休日には「3人でおでかけ」「3人でするの」とうれしそうに話すそうです。

また、寝室の壁に、養父母さんとAちゃんの洋服が並んでかかっているのを見て、
Aちゃんが「とうちゃんと、かあちゃんと、Aちゃん。つながってるね」と言い、
その言葉に「胸が熱くなりました」と語る養母さん。

お話を聞きながら、私もこの1年のことが思い出され、
お父さんとお母さんとAちゃんの3人家族になった喜びが伝わってきて、
胸がいっぱいになりました。

これから先も、まだまだ子育ては続いていきますが、この喜びを忘れずに、
親子3人で過ごしていっていただきたいなと思います。
無事に総会が終わり、
バタバタとした日々から少し落ち着いた日々です。

里親の認定登録に研修が義務づけられ、
協会がその事業を受託するようになってその研修をおこなったり、
その他の行事があったりで、
土曜日出勤が増えたものの、
その振替の代休を、皆なかなか取れずにいた4,5月。
6月は、大きな行事がなく、
何となく、ちょっと一息つける月です。

と言っても、養親講座はありますし、
里親候補の方の推薦を児童相談所に提出する
書類作りが立て続いていたり、
申込者との面接が続いたり、ということはあるのですが。

しかし、何とか今のうちに、うまい具合に代休を取って、
体も休めたいと思っています。

養親講座が終わったら、
新たな人たちが「愛の手」の子どもたちに関心をよせてくれ、
忙しくなることを願って!

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