プロフィール

かていようご

Author:かていようご
(社)家庭養護促進協会 大阪事務所のワーカー日記です。


最新記事


最新コメント


最新トラックバック


月別アーカイブ


カテゴリ


2012/10/01からの訪問者


2歳のA君の引き取りに立ち会いました。
乳児院では、「簡単なお別れ会をしますので・・」ということで、
そこにもお邪魔させていただきました。

生後1ヶ月で入所したその日から担当してこられた先生の挨拶が、いきなり涙、涙で、
「かわいがっておられたんだろうなぁ・・」とこちらももらい泣き。

前日、先生から説明されて大泣きだったというA君も、
神妙な顔で聞いているように見えました。

続いて、里父さんの挨拶に、里母さんの挨拶がありました。
里母さんは、実習の報告書がわりにと、文章にされたのを読まれました。
A君を育ててくれた乳児院への感謝と
これからがんばって育てていきますという決意の内容に
これまたみんな涙、涙・・でした。

先生たちだけではなく、同じ部屋の子どもたちにも見送られ、
盛大に出発しましたが、肝心のA君は駅に着くまで、抱っこされながら泣きっぱなし。
駅に着いて、電車を見、ようやく涙がひっこんだ様子で、それからは普段通りのようでした。

これから、親子3人、がんばる日々が始まりました。



まだまだ冬の寒さが続きそうな、今日この頃。
世間では、今年もインフルエンザが大流行だそうだ。

1月上旬から、里親さんがせっせと実習に通って、関係づくりをしてきた2才のA君。
そろそろおうちに連れて帰る日程の設定を…というタイミングで、
乳児院内で流行りはじめた、インフルエンザをもらって発熱。
おうちに帰る日が少しのびてしまった。

先週から、1才のB君との関係づくりのため、
遠方から大阪に泊まり込んでの実習を続けている里母さん。
こちらは、大人の方が、インフルエンザにかかってしまい、実習は一時中断。

今まで、自分たちのまわりでは、あまりインフルエンザにかかった人がいなかったのだが、
こんなふうに続くと、「やっぱり、大流行ってほんとなんだなあ~」と思う。

協会職員は、乳児院などに出入りする機会も多いので、
念のため、予防接種は受けているのだが、
乳児院の子どもたちや保育士さんも、「予防接種は受けたけれど、かかったんです~」
という人もたくさんいて、
「予防接種をしても、かかります。でも、症状が軽くて済みます」
ってことなのだなあ…と、あらためて思っている。
ついつい、「予防接種してるから大丈夫♪」と思ってしまうのだけれど。

うがい、手洗い、加湿、よく寝て、よく食べる。
それから、毎日、大笑いして免疫力UP!(←これは自信あり)
で、インフルエンザウイルスをはねのけなければ~。


ワーカー日記で何度か書いたかもしれないが、
協会では里親さんとのやりとりをする業務以外も、
職員で分担している。

経理はパートさんに来てもらって、処理していることも多いが、
職員がしなければいけないことも多く、
社協勤務経験のあるずしずしが大きな経理の処理をしてくれている。
その他の、現金の入出金処理、現金管理、給料の支払い、郵便振替用紙の処理を、
4人で分担し、3ヵ月交代で担当している。

今日は給料日だったので、給料の支払い係のがみがみが
午後から事務処理をし、銀行に行って、準備してくれていた。
そして、私たち一人ひとりに手渡してくれたのだが、
それにアイスもつけてくれた。
何のご褒美?と思いながらも、どんなことであれ、ご褒美は嬉しいもので、
がみがみの粋なはからいに感謝してアイスをごちそうになった。

また、がみがみから手渡された現金の入った封筒には、
「お疲れさま」と書かれ、かわいいシールが貼られており、
今月は、なぜか仏像や阿修羅のかわいいシールだった。
私の時は、あっさりしたもので、名前と金額しか書かないもので、
申し訳ないなと思いながら、今月でがみがみの給料の支払い係は終了なのが少々さみしい。

些細な楽しみではあるが、忙しい毎日に、こういう些細な楽しみはけっこう良いものだなぁと思う。

先日、国際養子縁組を斡旋している団体の機関紙が届き、
その中に5歳のA君とその家族のことが紹介されていました。

A君は、過去に何度も「愛の手」に掲載され、
関心を持たれたご夫婦もいました。
しかし、残念ながら、A君を迎える決断をされた
ご夫婦との出会いはありませんでした。

日本国内でのご縁がない中で、児童相談所としては、
国際養子縁組の可能性も含めて考えていこう、という方針を立てました。
そして、ちょうど1年程前に、海外在住の養親との出会いがありました。

日本とは異なる環境で、言語や文化の違いもある中、
親子関係を作っていくことは、大変なことだったと思いますが、
養親と一緒に笑顔で写るA君の表情からは、
自分だけの家族を持てた喜びが伝わってきました。

協会の立場からは、国際養子となった子どもたちのその後を
詳しく知ることはできないため、今回、機関紙を通じて
A君とその家族の様子を知ることができ、うれしく思いました。

国内での出会いが得られなかったことは、
元担当者としては心残りではありますが、
A君が養親とともに歩んでいくこれからの人生が
輝きに満ちているようにと願っています。
2月7,8日で
今までに大阪から子どもを委託したことのある児童相談所の里親担当の方に呼びかけ、
研修会&学習会を行ないました。

1日目、研修会のテーマは「高齢児の里親委託を考える」。
中高生の委託経験豊富な養育里親さんの体験談を、
インタビュー形式で語っていただきました。
多感で不安定な思春期の子どもと「対立せず」に、
いつでもお前の味方だと何か困ったことがあれば駆け込める存在でおられること、
子どもはいつか大人になると子どもを信じて待っていること、
言葉では簡単ですが、実践されることは大変だと思います。

その後、それぞれの児童相談所での現状を報告していただきました。


2日目、学習会のテーマは、
「週末里親~家庭養護促進協会18年の活動から見える課題~」。
協会が大阪市の週末里親事業の委託を受けて18年になります。
振り返って、週末里親制度について考えました。
制度の概要説明や事例発表など、職員全員が何かしらの発言をしました。
前で話をするのは苦手で緊張するのですが、
一人ではなかったので、気持ちが楽に話せたのはよかったです。
「全員で分担して、チームプレイで発表します!」と最初にがみがみが言いましたが、
うまくチームプレイができていたかどうか…。

週末里親さんならではの距離感の難しさや、
子どもにとって週末里親さんの存在の必要性などを改めて考える機会になったのではと思います。
質疑応答をしながら、各自治体のやり方を共有もしました。
自治体によって、週末里親のような事業の取組みの状況は様々でした。
児童相談所での登録を行なう「里親」が増えていくことはもちろん必要ですが、
施設で生活し面会や外泊の機会が少ない子どもにとって「僕(私)に会いに来てくれる人」となる大人
(週末里親やふれあい里親、フレンドホームなど呼び名は様々ありますが)との出会いが
広がっていってほしいです。

1日目の夜は、近くのお店での交流会。
昼間の真面目な話だけでなく、「はまっていること」では、
それぞれの方の「私」の部分も見えて近しくなりました。
「お開き」の時間になっても話が尽きず、まだまだ話し足りないという雰囲気がよかったです。
各児童相談所では、里親担当の方は他の業務と兼務であったり、人数が少ないところもあり、
こういう機会に横のつながりが出来て、助け合えるようになればいいなと思っています。

 | BLOG TOP |