先日、ある里母さんから嬉しいご報告をいただきました。
5歳のA君。家庭に迎えられて8ヵ月がすぎ、今月から幼稚園に通いはじめました。
4月からの入園でも良かったのですが、4月は新年度で他の子どもたちにも余裕がないので、
「慣れるまでお母さんも一緒でいい」と言ってもらえたので、今月からの入園を決めました。
初日は、お母さんも一緒に通園しました。
翌日、お弁当を持って、幼稚園に行こうとすると、
「母ちゃん、ぼく一人で行くわ」と。
お母さんが幼稚園まで送ると、一人で幼稚園に行ってくれたそうです。
幼稚園では、はじめは先生にくっついて遊んでいたようでしたが、
最近では「入れて」と自分で言って、他の子どもたちとも遊べるようになったとか。
その分、家に帰ってからは、「抱っこして」「ここにいて」
「ぷりん2個とヨーグルト8個買って」と甘えがきつくなっていますが、
それも必要と思い、受け入れておられます。
家庭に引き取られてから、他の子どもたちとは、何となく物怖じしてしまって、
なかなか一緒に遊べなかったA君。
里母さんも気長に付き合えばいいかなと思っていたのに、
こんなに早く一人で行ってくれるようになるとは!と思いもしなかったそうです。
「Aとずっと一緒だったのが、一人の時間ができ、気が抜けたのか、
体調を崩してしまって、やっと体調が戻ったんです」とのことでした。
この8ヵ月の里母さんの頑張りが、A君の背中を押したのかなと思うと、
「よく頑張ってくれはったな~」と私もすごく嬉しくなりました。
A君のお母さん、やっとできた自分の時間、のんびりすごしてもらえたらいいなぁと思います。