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かていようご

Author:かていようご
(社)家庭養護促進協会 大阪事務所のワーカー日記です。


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2012/10/01からの訪問者


先日、お誕生日の写真が送られてきました。
2歳になるA君を抱く、にこやかなお父さんの笑顔。
その前のテーブルには、
「おたんじょうびおめでとう」というプレートがのった
ちょっと大きめのケーキが置かれていました。
他の写真は、もりもりケーキを食べるA君。
ラインで届いていたので、
「2歳のおたんじょうびおめでとうございます。
大きなケーキですねえ」と返したところ、
「ややこしくすみません(汗)これは旦那の誕生日です」と
お母さんから送られてきました。
確かに、ちょっと「あれ?9月生まれだったっけ?
11月だったような?」という迷いがないわけでもなかったのですが
返信してしまっていました・・・。
とんだ勘違いでした。
大人用にも、誕生日ケーキを用意される素敵なおうちです。
自分の勘違いは横に置いておいて、
ほっこりした気持ちになりました。
11月のA君のお誕生日には、間違わずにメッセージを
送りたいと思います。


Aちゃんと出会って1年のパーティーをしました!と
里父母さんから写真が送られてきました。

乳児院にいたAちゃんは人見知りが強く
よく泣く子どもだと言われていました。
同世代の子どもたちと比べると言葉も少なく
歩き始めるのも遅い子でした。
里親さんとの出会いがあるだろうか、
実習は大丈夫だろうかとと保育士さんたちは心配していましたが
Aちゃんを「この子だ」と言って手を挙げた里父母。

1年前、里父母は緊張しながら初めて乳児院に行きました。
初めての家族写真は「やっと会えた」と嬉しそうな里父母と
泣き叫ぶAちゃんが写っています。
実習が始まってもなかなか抱っこもさせてもらえず
里父母は苦労していました。
1か月ほどして身の回りのお世話ができるようになり
どうにか引き取れるまでに。

家に帰ってしばらくすると、人見知りだったAちゃんの表情は一変しました。
言葉もぐんと増え、家の中をとことこ走れるように。
知らない人に「こんにちは」と声をかけられても
ニコニコ愛想よくしてかわいがられる子になりました。
お父さんとお母さんがいれば、もうどこに行っても大丈夫です。

出会って1年のパーティーでは
Aちゃんと1年前に初めて会ったときの写真を一緒に見返して
この1年を振り返ったそうです。
送られてきた写真は3人とも笑顔で写っていました。
これからも1年1年、積み重ねてほしいなと思っています。
協会は、養親子家庭と積極的に関わるのは
養子縁組が成立するまでですが、
養子縁組成立後も担当した家族と繋がり続けています。
担当した家族は全国各地におり、
大阪近郊在住の方は行事等で会う機会もけっこうありますが、
遠方になると実際には定期的に会うことはとても難しく、
どうしても電話やメールが中心になります。

なので、新しい親子のマッチングのため遠方に行くことになると、
「せっかく行くのであれば」と、
その地域在住の担当の家庭に、お声をかけるようにしています。

先日、東北地方へ行ったので、
その地域在住の養母さんに連絡をし、
養母さんと2時間弱ぐらい会ってお話ができました。
4歳で養親のもとへ行き、現在小学6年生になったA君。
身長は160cmを越え、声変わりもしてきたそうです。
その養母さんとは会うのは2年ぶりですが、
定期的に連絡をとりあっている方です。
日々の様子を聞きながら、A君の話で盛り上がり、
私にとって子どもの成長を知ることのできた
とても有意義な時間となりました。

子どもを育てていると、子どもの成長に応じて
色々な心配が出たり、ハプニングが起こったりします。
私たちがどんな力になれるかは分かりませんが、
傍に応援者がいる・・・というぐらいに
思ってもらえたら嬉しいなと思っています。


毎年、1グループにつき一人のYMCAのリーダーがついてくれていた
ふれあいキャンプ。
リーダーは子どもたちと寝食を共にし、グループをまとめる役割です。
ですが今年はリーダーさんの都合がなかなか合わず、リーダーが少ないキャンプとなりました。
人手不足のため、私もリーダーとして
7人のグループで一緒に過ごすことになりました。

ふれあいキャンプは小学生から高校生が縦割りでのグループで過ごします。
普段子ども達の生活は同年齢の子どもと接することが多く
縦割りで過ごすことはほとんどありません。
また、養子の子どもたちは圧倒的に一人っ子が多く
年上のお兄ちゃんお姉ちゃんにかわいがられる経験や
年下の子どものお世話をしたり、気を遣ったりする経験があまりできていないことが多いです。
キャンプでは少しでも異年齢の子と関わる経験ができればと思い、
できるだけ子ども同士や大学生リーダーにやってもらおう、と思っていました。

海に行くために水着になったり、入浴の時間があったりと
海のキャンプは慌ただしくなります。
「あれがない!」…など集合時間の前にはてんやわんや。
低学年の子が困っていたら、さりげなく手を貸す面倒見が良いお姉ちゃんたちばかりですが
そうなると、自分のことがおろそかになってしまっている大学生も(笑)
なかなかバランスの難しいところです。

大人の手が足りなかったため、子どもだけでなんとかしてもらう場も多く
家ではやってもらっていることも、自分でする環境になれば
それなりにするものだなあ、とたくましく思いました。

1日目の夜、キャンプファイヤーに花火に、とテンションが上がり切っている女子は
なかなか寝るモードにならず、
布団の中でひそひそとおしゃべりを楽しんでいました。
(一方、男子はみんなすぐ寝たようです。)
こういうことも大切な経験、と思いながらも
明日のプログラムもあるため、心を鬼にして?
声をかけて、眠りにつきました。

毎年参加している小学6年生のBちゃん。
人見知りもあり、これまでは打ち解けるのに時間がかかっていました。
今年、行きの中でキャンプファイヤーの出し物を考えるときに
「こんなクイズはどうかな?」とアイディアを出し
その後も、グループのメンバーと仲良く話をしていました。
大学生リーダーは「Bちゃんがしゃべりかけてくれた!」と
これまでとは違うBちゃんの姿を喜んでいました。

子ども達と1泊2日を過ごすことで、
一人ひとりとしっかり関わることができ、とてもいい時間になりました。

でも、キャンプの次の日は筋肉痛と疲労で布団からなかなか出られず…
日々子どもたちと接する養親さんのすごさを思い知ったキャンプとなりました。
2泊3日が1泊2日になっても
プログラムはなるべく減らさないように・・・というのが
ふれあいキャンプ。

夜は、キャンプファイヤー。
キャンプファイヤーでは、
これまでをふり返り、静かに終わる・・・といういうのが通常ですが、
来たばかりだし、1泊2日だし、そんなに振り返ることもないだろう、
賑やかに終わろう、ということで
1日目に予定していた花火と
2日目に予定していたキャンプファイヤーの両方をしました。

風が強く、なかなか火がつかず、
何度も“火の精”を呼ぶ、というハプニングもありましたが、
台風で日程変更という大きなハプニングを経験したので、
火がつかないことなど、たいしたことではありません!(笑)

キャンプファイヤーでは各グループで出し物をします。
例年の2泊3日なら、1日目の夜や2日目の朝などの時間に
ダンスを練習したり、クイズを考えたりという時間をたっぷり持てるのですが、
今年はそのような時間の中でも、
子どもたちはジャスチャーでの伝言ゲームやじゃんけん列車、クイズと
いろいろ知恵を出し合って、工夫や協力をしていました。
キャンプファイヤーの火が小さくなると、
ちょっと暗くて見えにくくなったりしましたが、
皆が見える距離まで寄り添うことになったので
それもよかったかな、と思いました。
私たち協会スタッフグループは、
今年はうごうごが子どもグループのリーダーに入っていたので、
Yのリーダーさんとまじまじ、私の3人のグループ。
例年は、事前にかなり(?)練習をして準備をするのですが、
今年は人数も少なく、何ができるのか・・・となかなか決められず、
結局はピアニカで『パプリカ』を演奏し、皆に踊ってもらいました。

出し物が終わると花火大会。
キャンプファイヤーの残り火を使って、
一人一袋の花火をしました。
明るく勢いのある花火や繊細な線香花火など。
どっちが長く燃えているかを競ったり、
お気に入りの花火を見つけたり、
光の残像を活かした写真を撮ってもらったりしていました。

散々遊んで、夜もぐっすり(たぶん)眠りました。

2日目。
朝は、センターにキャンプに来ている団体全体での『朝の集い』に参加します。
ふれあいキャンプの子どもたちも早起きし、元気に
オリエンテーションで作った旗を揚げ、歌を歌い、ラジオ体操をしました。
しっかり朝ご飯も食べて、次のプログラムへ。
例年だと、帰る日には海には入らず、クラフトをして
夏休みの宿題にするのですが、
今年はクラフトをあきらめて、帰るこの日も海に入りました。
ジャンボカヌー3艇で、無人島へ向かいました。
阿南のYのリーダーも一緒に乗り、
なるべく人数や力加減を均等に分けたつもりでしたが、
女の子の多い1艇が、出遅れてしまい、
エンジンボートで引っ張られ、無事に3艇とも到着!

子どもたちは、ここでも海に入り、
その後は待望の『すいか割り』!
目隠しをして、周囲の指示を受けて、すいかのある方に進みますが、
なかなかすいかまで到達しなかったり、当たったものの割れなかったり。
最後には目隠しをせず、たたき割ってしまいました。
時間が無いのでサッサと食べて、
行きに遅れがちだったカヌーには男の子が助っ人に入り、
センターまで帰ってきました。

シャワーを浴びたら、昼食。
食べたら、帰るために、最後の山登りをしてバスが待つ駐車場へ。
いろいろ詰め込んだプログラムだったので、
少し慌ただしかったですが、
子どもたちは、皆楽しんでくれ、仲よくなったようで、
帰りのバスの中で映画上映をしていたのですが、
トランプ遊びにも盛り上がっていました。

出発時間が少し遅れたのと、渋滞とで、
解散場所の協会のあるセンターへの到着は、
予定よりも約1時間遅れで、
お迎えの保護者の方にはお待たせしてしまったのですが、
全員、元気に帰ってきました。

帰り際は、リーダーさんや友だちと別れるのを悲しがったり、
「今度は運動会でね!」とか「また、来年!」などを
声をかけあったりしていました。

日程は短くなりましたが、
濃い時間を過ごしてくれたかな、と思っています。

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