プロフィール

かていようご

Author:かていようご
(社)家庭養護促進協会 大阪事務所のワーカー日記です。


最新記事


最新コメント


最新トラックバック


月別アーカイブ


カテゴリ


2012/10/01からの訪問者


昨年、私が担当して家庭に迎えられた子どものうち3人が、
いずれも1歳前か1歳過ぎたあたりで面会となっていた。
たまたま、誕生月が9月、10月、11月と3カ月続きで、
それぞれの様子を見ることができた。

月齢が近いとはいえ、成長ぶりも三者三様である。
歩くのが早い子もあれば、遅い子もあるし、言葉が早い子もあれば、遅い子もある。
大量に食べる子、偏食の多い子、食の細い子、体格も当然ながらまちまちである。
里親さんはそれぞれに気になることを心配しておられたりするが、
変化の大きい時期なので、1カ月ぶりでも、
表情や動き、親子のやりとりに大きな成長を感じる。
まだ1歳児とは言え、個性も様々なので、みていてなかなかおもしろい。

私はこっそり、3人を男女混合トリオみたいにみている。
彼らそれぞれの成長を見守っていきたい。


協会ではオリエンテーション面接などのため、
事務所に初めて来られる方も多くおられます。

事務所は、大阪上本町駅が最寄り駅ですが
地下鉄谷町九丁目駅も使え、鶴橋駅からも徒歩10分ちょっとです。
遠方から泊りがけで来られる方や、バスなどで来られる方にも
割と交通の便は良いかと思います。

今どきなので、地図ではなくスマホ片手に来られる方が多いようですが、
時々「道に迷ってしまって…」とお電話いただくこともあります。
頑張って道案内するのですが、電話での道案内は難しいものですね。
協会事務所がある大阪市立社会福祉センターの上は、24階建てのマンションです。
なので、「ナビ通りに来たらマンションなんです…」なんて言われる方も。
入口が違うだけなので、あと数十歩でたどり着きます。

でも、建物に入ってからもややこしいのです。
そんなに広いわけではないので、歩き回ればそのうちたどり着くとは思いますが、
窓はないし薄暗いし、ちょっとした迷路のようです。
それでも、どうにかこうにか、たどり着いてもらっています。
私は方向音痴なので、協会に入ってからしばらくは、センターの中でよく迷っていました。

今はお隣のビルが取り壊し中です。
次はパン屋さんがあるマンションができたらいいなー、なんて職員で言い合っていますが、
何か目印になる建物になれば良いなと思います。

協会へはお気をつけてお越しください。
29日(月)に協会の年次総会が終わりました。
気温が25度を超え、本当に暑い日でしたが、神戸、大阪両事務所の会員さん、
関係機関等、80名を越える方々の参加があり、総会を無事に終えることができました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

その総会の前の週に、毎月開催のJBクラブを今月も開催しました。
このところ、参加者が少なめでしたが、1~4才の5人の子どもが参加してくれました。
家庭に迎えられたばかりの子どもが多く、参加していただくと、
職員も様子がとても分かります。
今回も1組以外は家庭に迎えられて半年も経っていない親子でした。

普段、子ども相手をずっとしていて、お父さん、お母さん達は
とても疲れておられるので、そこに来ている間、子ども相手を職員がして、
少し休憩してもらいたいなぁとも思っています。
それができる子どもとそうでない子どもがいますが、できるだけ子どもと遊べるように
声をかけたり、働きかけたりしています。

そんな中、今回は子どもにすごくウケた遊びがありました。

ヘビの形をしたビニール風船が協会にはあるのですが、
たまたまそれを足に巻きつけてみたがみがみが、
「うわぁ、かまれたよ~」と遊びながら言い出しました。
がみがみが大好きな2才のAちゃんが、そのヘビをはずしてくれたので、
「ありがとう!Aちゃん、助かったよぉ」とお礼を言うと、すごく嬉しそうでした。
子どもはおもしろいと思ったことを何度もしてもらいたいというところがありますが、
Aちゃんも例のごとく、嬉しくて「もっと~」となりました。
職員が入れ替わり、同じ遊びをしていると、
それを見ていた3才のBちゃんもやりたくなって、担当の私に求めてきました。
なので、私も精一杯演技をして、同じように「うわぁ~」とやると、
それがまたウケる・・・という展開に。
大人が精一杯やればやるほど子どもは喜んでくれるので、
関西人の私たちも頑張ってしまいます。
Bちゃんは人見知りがあるので、JBクラブに来ても、緊張感が高かったのですが、
今回は少し人に慣れたことと、この遊びのおかげもあって、
けっこうゲラゲラ笑ってくれていました。

その間、お父さん、お母さんから子どもは少し離れてくれていたので、
ほんの少しですが、休息になっていれば良いなぁと思います。

今月も通常業務をしながら、いくつかの行事がありましたが、
すべて無事に終えることができました。
明日から、早いものでもう6月です。

1歳のAちゃんとBさん夫妻との生活が始まりました。
家庭に迎えて早々に、体調を崩し、
咳が出たり、痰がからんで眠れず泣いていたAちゃん。
何もできない自分がもどかしく、
しんどそうにしているAちゃんを見ている方が辛かったというお母さん。

初めての小児科への通院は、近所の親戚に連れて行ってもらい、
とても親切に対応をしてくれる病院でホッとされたそうです。

Aちゃんとの関係づくりのため、生活していた施設に通い、
診察に同行したり、Aちゃんのお世話をしていましたが、
家庭生活が始まると、また新たなことばかりです。

周囲に協力してくれる方や理解をしてくれる機関があることは
とても安心でき、お母さんの負担が少しでも軽くなります。
里親制度や養子縁組への理解が広がるといいなと思います。

お父さんお母さんに看病され、元気になったAちゃんは、
よくご飯も食べるようになり、
仕事から帰ってきたお父さんに「おかえり~」というふうに寄っていき、
お母さんがくしゃみをすると遊びを中断してトントンをしにきてくれます。
咳をして苦しかった時に、お父さんお母さんがAちゃんをトントンして、
看病し、そばにいてくれたのでしょうね。
今度はお父さんお母さんが癒されているそうです。


東北地方に住む、小学1年生のA君が、
ゴールデンウィークに、お父さんお母さんと一緒に、
1歳まで暮らしていた乳児院を訪ねました。

当時のA君を知る保育士さんたちが、
大歓迎モードで、A君一家を迎えてくれました。
その熱烈歓迎っぷりに、最初はちょっと戸惑い気味だったA君。
しかし、「大阪のおばちゃんパワー!」はすごいです。
ぐいぐいと迫ります(笑)。

「A君、大きなって~!!」
「ちょっと、ハグさせてよ~っ!!」
…という感じ。

もじもじしていたA君も、
当時のアルバムを見せてもらったり、
赤ちゃんのお部屋を見せてもらったり、
大好きなピアノを披露してくれたりしているうちに、
少しずつリラックスしてきました。

大阪のいくつかの乳児院は、建て替えが決まっています。
A君の育った乳児院も、取り壊される予定になっています。
お父さんお母さんも、思い出の場所がなくなってしまうことが残念そう。
取り壊される前に…という、「里帰り」でした。

お父さんお母さんと出会う前に、
この場所で、この人たちに、
愛されて育っていたんだな…というのがA君に伝わっていたらいいな。



 | BLOG TOP |  NEXT»»