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かていようご

Author:かていようご
(社)家庭養護促進協会 大阪事務所のワーカー日記です。


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2012/10/01からの訪問者


複数回、「あなたの愛の手を」記事で紹介されたA君。
5歳になって、里親さんとの出会いがありました。
これまで面会や外泊はなく、
幼稚園の先生に「ぼくはお母さんがおらへん」と話していました。

「お父さんお母さんになりたい人が会いに来てくれるよ」と
施設の職員に知らされ、
「お父さんとお母さんが来るねん」と先生に報告し、
先生も喜んでくれ、里親さんとの面会を楽しみに待っていました。

里親さんが施設に通い、関係づくりをする中で、
「お父さんとお母さんは一緒に住んでるの?いいなぁ」と言ったり、
お家に行くのを楽しみにしてくれていました。

家庭に迎えられる日を指折り数え、当日は朝から楽しみにしていたものの
いざ、皆に見送られ、車に乗り込むと、
急にさびしくなったのか、うつむいて黙り込んでしまいました。
しかし、家に帰ると、
お父さんお母さんとおもちゃやゲームで遅くまで遊びました。

お家の生活が始まると
家のあちこちを探索し、
電話やリモコンのボタンをひたすら触りまくり、
思う存分、A君のペースで過ごすようになりました。
施設に通っていた時には見られなかった偏食をしたり、
トイレでお尻を拭いてもらったり今まで自分でしていたことも
お母さんにしてもらいがったりするようにもなっています。

最初の頃は、施設のことが気になり、
ほぼ毎日電話をし施設の職員さんと話していましたが、
1ヵ月が過ぎ次第に頻度が減っていき、
毎日家の近くの公園で遊んだり、
家でテレビやゲームをして過ごしています。

A君の気持ちも、少しずつ
お父さんお母さんとのお家での生活に向いていってくれているようです。

3歳のAちゃん。
今年の春から幼稚園に通いだしました。
はじめは行きしぶっていましたが徐々に嫌がらずに登園できるように。
お友達と遊んだり、先生にも気持ちを伝えたりできるようになりました。

幼稚園は家のすぐ近くですが
幼稚園の門までは里母に抱っこを求め、たっぷり充電をしています。
里母との別れ際、里母が「寂しい?」と聞くと
「すぐにママが迎えに来てくれるからさびしくないよ」と言ったそう。
里母さんも、これまでAちゃんにべったりの生活でしたが
少し離れることができ、久しぶりのひとり時間を満喫しているようです。

お迎えに行くと、ぴょんぴょん飛び跳ねながら
ご機嫌のAちゃんが待っている、とのこと。
幼稚園で頑張っている分、家では甘えモードで
大泣きになることも多いようですが、里父母さんはおおらかに受け止めておられます。

乳児院にいたときには人見知りで
実習で親子関係を作っていくのにも苦労したことを思うと
新しい世界で頑張ろうとしているAちゃんの成長が嬉しくなりました。
大阪は3度目の緊急事態宣言が発令されました。
協会では、昨年の緊急事態宣言が出ていたころと同様に
できるだけ出勤者を減らし、テレワークをするようにしています。
コロナが広がる前までは協会のランチタイムには
NHKの朝ドラの再放送を見ながら、わいわいと食べていたのですが
それも叶わなくなり、今は職員一同がそろうことがない状況。
さみしいなーと思いながらも、今は我慢するしかありません。

4歳のA君を育てている看護師の養母さん。
少し前、勤務先の病院がコロナの感染者の受け入れをすると決めた際に、
「コロナ病棟で働いてくれないか」と打診がありました。
自分だけでなく、幼いA君にも感染リスクがあると思うと、引き受けることを躊躇したそうですが
A君が大きくなるころ、コロナは歴史の教科書にも書かれるくらいのことになっているだろうから、
「かあちゃんはコロナの患者さんの看護をしていたんだよ」「あの時はこうでね…」と
働く母の姿を伝えることができるかとも思い、引き受けたそうです。

日本中にいる「A君のかあちゃん」の負担にならないためにも、
今は我々ができることをしなければなりません。
4月1日から始まる保育園入園や大学入学、就職もあれば、
4月7日くらいの小中学校の入学式、
4月12日以降に幼稚園入園式と、時期は様々ですが
新生活が始まることの多い4月。

新しい環境にドキドキしたり、慣れなくて疲れたり
いろいろの様子がうかがえます。

3歳のA君。幼稚園がようやく始まり、毎日園バスに乗って
元気よく通えているそうです。
ただ、家の近所まで送ってくれる園バスを降りて、バスを見送り
バスがすっかり見えなくなってから、お母さんに抱っこを求めて
玄関まではずっと抱っこしてもらっています。
週末が近づいてくると、疲れもたまってくるのか、寝言も増えるとか。

小学1年生のBちゃん。
3月は小学校生活が楽しみな気持ち半分、
行きたくないような気持ち半分で過ごしていたようです。
もともと大きな行事を迎えると、
具合が悪くなって吐いて参加できなくなることの多かったBちゃんなので、
卒園式も入学式も出られるのか・・・とも、
お母さんは多少心配しておられたようなのですが、
どちらにも出て、小学校にも嫌がらず毎日通っているようで
お母さんは「ホッと一安心」とのこと。

同じく小学1年生のCちゃん。
幼稚園の時も朝は不機嫌だったりして、ひともめしてから出ていたのですが
幼稚園とは違って小学校は集団登校なので、それになんとか間に合わせないと
いけない感じで、ひともめしつつも遅れず休まずがんばっていたようです。
ここのところ、疲れてきたのか、「ママも一緒に行くなら行く」といい
お母さん同伴でなんとか行った様子。
道中、「行きたいわけじゃないのにー」とブツブツ言いながら行ったというのが
Cちゃんらしくて何ともおかしかったのですが
よくがんばっているなあ、と思いました。

新生活にすぐに慣れたり楽しくなったりするというものではないでしょうが
ぼちぼちと通えるといいなあと思っています。
4月から保育所に行き始めた、
2才半のA子ちゃん。

ならし保育を経て、ママの復職も本格始動!になってからは、
時間の都合で、送り迎えはおばあちゃんにお願いすることに。

おばあちゃんのお迎えの初日、
『ママじゃない!』と泣いたそうです。

その日、ママはやっとA子ちゃんに会えると思って、
急いでおうちに帰ったら、
『ママ、おしごといけばいいーっ!
Aちゃん、おこってるーっ!
ママ、むかえにこんかったーっ!』
と、プイっとされたとか。

2才だからと侮ってはいけないなーと、
次の日からは、A子ちゃんにしっかりと説明をして、
納得してから保育所へ…とやるようにしました。

イヤイヤ…の朝もあるけれど、
母と子は毎朝『エイエイオー!』と気合いを入れて、
保育所と職場に向かっています。

A子ちゃんも、ママも寂しいけれど、
はじまりの春、新たな日々のスタートです。

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